義経の悲劇…

「判官贔屓」は日本人のアイデンティティですね。
「弱い立場」となってしまった義経。それは頼朝が全国の公領に警察権を設置したからです。
その警察権は現在のように法に基づくものではありませんでした。
自分の気に入らないものを好き勝手に葬ることのできる、いわば独裁のためのツールです。
あの時代、頼朝はそれをやってのけたのです。法が民意によって成立しない場合も全く同じ。
香港がそうですね。人間の歴史から学ばねばならない出来事です。