競馬場の馬場ついて

一年通して同じように見える競馬場のターフですが、
シーズンや気候によって、ターフの馬場は変化している。

またターフのコースはレースの開催が進むと、
数多の馬が通るインコースの馬場が荒れてくる。

そうなると、開催前半は止まらなかった逃げ先行馬が、
開催後半戦は失速し、差し追込馬がの差し決まることが多い。

激しい場合は、内側から数メートルのターフが剥げてしまって土壌が露出し、 
インコースに土色のベルトのようなものが出現する開催もある。 

馬場がそのような状況になった場合は、 
すべての馬が土色のベルトの外側をダッシュことになり、大回りでの競走となる。 

本来の競走ディスタンスよりも長くなるので、距離の適正が重要。 

逆にダートコースは競走を続けても傷みにくい。

しかしダートは降雨や降雪などの水分に弱く、 
少し水分を含む程度であれば、砂が固まって 一般のダート戦よりも走りやすくなってタイムが速くなる。

かなりの水分を含むと水が浮いて、ドロドロとなってタイムが遅くなる。