1月24日号の週刊朝日に、とても興味深い記事が載っていました。
「司馬遼太郎と昭和」と題する講演録で、今回のテーマは「学生運動と酩酊体質」。
いつもながら大いに考えさせられる内容でしたね。
お酒に酔っぱらって楽しめる人がいる一方、飲めないでいつも「素面」組として傍観せざるを得ない人がいるように、思想や宗教面でも、その中に己を没頭させられる人と、出来ない人がいる、またお酒に酔っぱらえる人は、全体の2~3割であり、酔っぱらいは素面の人をおどかすことさえできる。う~ん、そういうの、ありそうですね。
そして、自分は過去をいろいろ顧みると、明らかに「酩酊体質」。明治の文士の如く、少なくとも趣味嗜好の面では変遷に次ぐ変遷!
思想面こそ軽くスルーしてきましたが、趣味嗜好の面では現在進行形で変遷中かも。
でもそんな中、重奏低音の如く、四半世紀以上にわたって続いているのがクリスチャンであることでしょうか。
思想や宗教も変遷可能な酩酊氏を必要とするらしいけれど、、気まぐれな私が四半世紀クリスチャンであり続けているのは、もしかしてキリスト教って「宗教」じゃない、つまりreligionじゃなくてfaith(信仰、信念)。その辺、司馬先生に伺ってみたかったですねえ。
司馬先生のご著書、読んでみたくなりました。