さて、今日は5月5日の子供の日。
今日で連休も終了となりGWが終わる人も多いとは思います。
自分はまだ4日ほどあるんですが・・・GW明けの仕事が憂鬱です。
どんだけ仕事たまっていくのかな・・・と。
今は現実逃避して休日を楽しんでいますw
とりあえず、基本は家で過ごしているのでゲームしてるんですが。
今は聖剣伝説3やったり昔のリメイクを楽しんでいる感じですね~
後はマジカルミライのライブ映像を流しながら本を読んだり
久しぶりに本当にのんびりとしたGWとなっていますよ。
さて話は艦これの話題。
ついに今回の期間限定海域(艦これ 春イベ2021)の作戦名が発表となりました。
作戦名は 「激突!ルンガ沖夜戦」となります。
前段作戦が予定どうり5月8日にスタートとなります。
今日は作戦名だけの発表でしたが、明日から前段作戦の情報が出てきそうですね~
まあE3は夜戦がやはり注目。・・・また夜戦フラネ改がきたりする気が・・・
そしてルンガはE3のはずなので、後段作戦はどうなるかまったくここから読めませんw
作戦名からヒントがわからないので、情報を待つしかないですね~・・まあいつものことかw
イベまであと3日。準備はOKですか?
ではここからは今回のブログの企画。
さて、次回に聞き続きブログでのKeyのGWの企画をやってます♪
今回の小説企画は 「CLANNAD(智代編)」~「智代アフター」です。
今回は 「CLANNAD(智代編)」後編。
今回で「CLANNAD」編は終了となります。
ー人生の宝物を探しに行こうー
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「CLANNAD智代編 2」
<朋也 side>
「・・・ま、学校にいってもやることないから良いんだけどな」
停学にはなったが家でゴロゴロするだけだ。
智代の身代わりになったのは別に後悔はしていない。
ていうかそもそも原因は俺ら(春原)のせいだしな。
・・ま、古河に嘘をつかせたのは謝っておかないとな・・
ごまかすために巻き込んだのは反省はしている。
それと・・智代のやつも罪悪感を感じてなきゃいけないんだが・・
俺が教師の連中に連れていかれるときの、智代の悲しそうな顔を思い出した。
こうしていると、どうも智代の事を考えてしまう。
あの何事にもまっすぐなところ。あの行動力は俺にはまぶしい。
過去にいろいろあったらしいがどうやって立ち直ったのだろうか・・
・・智代の事がなぜか気になる・・これは・・
ふと思った考えを打ち消しとりあえず春原のところへ行くか
ピンポーン
「だれだこんな昼間に」
父親かと思ったがこんな時間に帰ってはこないはずと玄関に出てみるとそこには智代が居た。
お礼とお詫び・・・そして停学中の俺が出歩かないように見張りに来たらしい
それから智代は毎日ご飯を作りにきた。だんだんと楽しみにしていた自分に驚く。
しかし、忘れていた・・家に来るという事はアイツ(父親)と出会うという事を。
智代はこちらの事情をしらずにアイツとも接する。それに耐えきれずに逃げ出してしまった・・
そんな智代に事情を話した。俺の家庭の事情を。
ずっとバスケットをやっていて、その活躍が認められてこの学校に特待生として入学できた。
だが、母子家庭で育ち、いつも喧嘩ばかりな父親と入学前に口論となって喧嘩し
・・それが原因で肩を痛めた。
結局肩は元に戻らず、特待生として入ったのに二度とバスケットができなくなったこと。
そしてそれが原因で父親は変わってしまって、自分をまるで他人の子供として接するようになった
・・そんな事情を。
<智代 side>
岡崎・・朋也から自身の家庭の事情を聞いた。
そうか・・・私が惹かれたのも、同じく家庭の問題を抱えているのもあるのかもしれない。
私の家族は父 母 弟 私の4人家族だ。
・・家族とは何だろう。
両親はお互いに浮気相手がいて家庭生活は破綻寸前だった。
そんな家に嫌気がさして私はまったく家に寄り付かなかった。
どうなったって構わない・・・そんな荒んだ気持ちが私を支配していた
それを発散させるため不良を見つけては蹴散らしていた
気づくと誰からも恐れられる存在になっていた。
そんな中、とうとう私の両親が離婚することになった。私は何とも思わなかった。
だがそれに傷ついた人物がいた。弟の鷹文だった。
弟は陸上部でも有望だったようだが、それを聞くと車道にみずから飛び込んだのだった。
鷹文が死んでしまう・・そのことでようやく私や両親はその大切さに気付けたのだった
そして助かった鷹文を車いすで押しながら、あの学校の桜並木を歩いた。
その大切な思い出を守りたいと。
だがその桜並木は伐採される危機となっていた。
それを防ぐためにはこの学校に編入して生徒会長となってその行為を止める事
そのためにはどんな事でもやってみせると。
その事実を聞いて朋也は複雑な表情をした。
自分は生徒会というものを毛嫌いしていると。
それでも私たちが惹かれあっていることはとめようもなかった。
そこで、私が生徒会長に当選するまでの恋人期間ということで私たちはつきあうことになった・・
<朋也 side>
お互いの事を知り智代と恋人同士となった。
その毎日は春原も含めて楽しい一日だった。
それは智代が生徒会長に当選したら終了だ。
智代の事情を考えると止められない・・というかそんなことで諦める彼女でもなかったが。
だが、俺とつきあっている以上、智代が生徒会長になるには不利に働く。
こんな不良とつきあっている人物が生徒会長になるのは。
そして決定的な事実から智代に悪い噂が集まり、次第に窮地に陥っていく。
春原が言うように、生徒会長になれないのは喜ばしいこと。それでも俺は智代に協力をする。
いろんな無茶を言って・・その悪い噂をかき消すくらいの良い噂を広めるために奔走した
その努力は次第に実を結び・・・そして生徒会長選挙当日。
俺と智代は空き教室でキスをしていた。
そのスピーカーから彼女が生徒会長になったと告げられたのだった・・
結果的に、俺は智代と別れることはなかった。
智代と別れることは考えられなかったのだ。
そして次の日から俺の彼女は生徒会長になった。
もともとの能力とカリスマ性から瞬く間に、生徒会長としての手腕を発揮していく。
一方で俺と春原は智代と過ごしてるうちに、
それなりにまじめな学校生活をおくっていたが本質はそのままだ。
それでも智代は俺の彼女としても変わらずに過ごそうとする。それが望みだと。
しかし、何故かそれに違和感とも苛立ちも覚えるようになる。
それを言葉にしたのが学園祭の中で彼女と同じ生徒会の人間だという男だった。
俺が彼女の足を引っ張っていると。彼女が高みを目指すのを邪魔しているのが俺だと。
・・・これが俺の違和感だった。
このままでは、高みを目指す智代の邪魔をし、そして彼女の目的の障害となってしまう事に。
俺は決意した。そして智代を呼び出した・・・別れを切り出すために・・
<智代 side>
朋也から別れを告げられた。
最初は悪い冗談だと思った。私たちが別れる原因なんて思いつかなかったからだ。
だが、朋也は私の邪魔をしたくないと・・
私はそんな立派な人間ではない。それでも朋也の気持ちは変わらなかった。
朋也と別れたくない・・今の立場を捨ててでもと思った。
しかし朋也にも止められる。私が何がなんでもやらなくてはいけない目的を捨てるのかと・・
そうだ私は・・・何があってもやりとげるとあの桜並木に誓った・・・・
朋也は私を激励し目の前から去っていった。
次の日から私たちは別々な学校生活を送ることになる。
生徒会長として働く毎日。
生徒の見本にならなくてはいけない毎日となり、それは様々な活動が増えることにもなる
それが本来の目的である桜並木を守るためにもなった。
毎日が充実し、そして忙しかった。
時には廊下で朋也とすれ違う事もある。
お互い声はかけることはなかった。私もどう声をかけたらいいのかもわからなかった
たまに朋也の噂も伝わってくる。悪い噂は全く聞こえてこなかった。
生徒会の人間はそれが普通だと笑う。だが私は笑わなかった。
何が普通かは他人が決めることではない・・それは自分が良く知っていた。
冬となると、朋也を学校で見かけることもほぼなくなった。
朋也達3年生は進学や就職活動で忙しく学校に来ないことも多くなる。
そして私も目的のための最大のチャンスを迎えていた。
私は、全国の英語の発表会に出場することになった。
そこで、桜並木の事を全国の人に伝えることとした。
その模様は全国に放送され、それが全国的にも反響を呼ぶ。
そしてそれが決定的となりついに伐採の計画の中止が決定した。
ついに私の目的は達成された・・・だけど・・・
<朋也 side>
「ありがとうございました」
俺は素直に担任に頭を下げた。
こんな不良がまじめに今更やっても進学はできないし、停学も受けた俺が就職するのは難しい。
この町は大きな町ではなく俺の噂などすぐに広まる。就職活動も難航した。
俺は学校を早く卒業したかった、そしてこの町を出たかった。
だが・・いかに俺が子供だったのか思い知った。
結局卒業間際に決まった就職先。結局はこの町のリサイクル業者の会社。
俺はずっとこの町から出ることは無いのだろうと思えた
学校を出ると一面は雪。坂道の並木にも雪が積もっていた
そして、その坂道では智代が待っていた
・・・私の目的は達成できた・・
と。ずいぶん顔を見ていなかった彼女の顔は喜んではなかった
・・・目的は達成したのに苦しそうだった。
俺は彼女にこんな顔をしてほしくなかった。
それを解決するためにはこのまま彼女から逃げるのではなく、
俺が彼女と同じ目線までたどり着かなくてはいけないと思った。
そして、彼女を抱きとめながら決意する。
もうこの先何があろうとも逃げないと・・彼女と同じ高みに上って見せると・・
<智代編エピローグ>
「ねえちゃんまだかな~?」
僕は姉を待っていた。学校の坂道の下で。
彼女はこの学校の生徒会長で忙しいらしい。
だからこの坂道の桜を見ながら時間をつぶしていたのだが・・
「良い桜並木だな」
ふと気が付くと話しかけられていた。その人は学校の制服を着ていなくて作業着姿だ。
でもまだ若い。もしかしたら学校の関係者かもしれない
「本当はこの桜並木は切り倒される予定だったんだぜ。それを守った人がいた」
その人は言う。もちろん知っている。それを成し遂げたのが僕の姉だという事も・・
「おっと。仕事に戻らなくちゃな。今日は遅くなるってお前のねぇちゃんに言っといてくれ」
そう言うとと近くに止めていた車に乗って行ってしまった。
突然のことに何も言えなかったが。
・・・ああいう人か~ねえちゃんも大変だな・・
「鷹文待たせたな」
いつのまにかねえちゃんが傍に来ていた。
僕はそれには答えず桜並木を見上げて・・
「綺麗だね」
「ああ」
僕たちはそれだけですべて伝わった。感慨深く桜をいつまでも眺めていた・・
しばらくの間見ていた二人だったが、ねえちゃんは
「今日はある人を紹介したいんだ。私の大切な人なんだ」
僕に告げた。
そんな幸せそうな表情をしている姉。
「あーでもにいちゃん仕事が遅くなるって言ってたけど?」
あの人の伝言を伝えてあげた。
「そうか遅くなるのか・・・どうしてお前が知ってる?・・・にいちゃんってどういうことだ??」
そんな姉のいつもとは違う慌てた表情を見ながら明日からの毎日を楽しみにする僕だった・・
<CLANNAD 智代編END 智代アフターへ続く>
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さて前回に引き続きGW企画でKeyの企画 「智代アフター」のストーリー紹介2でした。
今回で「CLANNAD」 智代編が終了。
というか、本来の企画は「智代アフター」なのでここまでがプロローグですw
「智代アフター」はこの後、朋也が卒業後の夏のストーリーとなります。
本編の前にこの二人の状況がわかってないと意味がないので紹介しました。
次回から本編。
とはいえ艦これのイベもせまっているのでいろいろ不定期になる可能性もありますがw
今日でGW終了な方も多いですが、休みボケに気をつけてがんばっていきましょう~
ではでは♪