自民党総裁選で高市さんが勝利し、次期首相の可能性が高くなったことから、今週一気に日本株が上がり、円安も進行しましたね。
株式市場は忖度なく正直なので、日本株の上昇はそのまま高市政権への投資家からの期待です。
株価は、企業の将来業績への期待が反映されたものなので、高市さんの「日本を成長させ強く豊かにするのだ!」という国策投資で、企業業績が良くなるだろうという期待です。これはそのままなので分かり易い。
で、一方、為替が円安に振れて152円を超えたわけですが、
どうも、それが悪い事のように思い込み、「このままじゃ日本は終わりだー」と煽っている人がネット界隈で結構います。
僕からすると?
「はーー? 一体何を言ってんですか? それ根拠のない思い込みですよ。」
と言いたいです。
まず、ここ数日円安になった理由は、市場に接している人なら大体みな知ってますが、
高市さんは、岸田、石破、財務省政権が出来なかった経済成長を強力に推進するため、景気刺激策を積極的に取ると宣言してます。
何をやるかというと、民間企業がより積極的に投資できる環境を作ることと、政府による直接投資を実施することです。
民間企業の投資環境を良くするとは、要は、借入金の金利を抑え、投資資金を借りやすくする事です。
だから、これまでの植田日銀総裁の利上げ路線は、少なくとも当面は凍結になるでしょう。
こうして日本の金利上昇が抑えられる見込みとなったので、金利が低い円への需要が減り、結果、円安になった、ということです。
株高だから海外投資家からの日本株への需要が増えてるはず、とは言っても、円という通貨への全体需給からみたら小さいため、今週の為替市場は円安に振れたということです。
要するに、この円安は、円という通貨への短期的な需給変化の結果であり、今後も続くかどうかはわかりません。
だから、「円が安くなったのは、日本に対する信頼がなくなったからだ。」
とか思っている人がいたら、それ、全くの間違いです。
株高からみたら逆に期待が高まってます。
基本為替は、円高がいいか、円安がいいか、正解というものはありません。立場によって違います。
だから、冷静に見て行けばいいと思います。
投資でドル資産をたくさん持っている人は、円で見たら資産評価額が上がるので嬉しいですが、また円高に戻るかもしれないので、長期投資の人は、為替で一喜一憂しないことですね。
ではでは。
