今回は、過去にもブログ記事にしたことのある、すーさんの伝えたいことをあらためてご紹介させていただきます(^o^)v


―昨日の記事―

『もしも100年前の医師と教師がタイムマシンで現代へやって来たら?』という寓話があるということを知りました。
数学者で教育学者でもあったシーモア・パパート(米マサチューセッツ工科大学)が考えたものだそうです。
ご紹介します。

最初にタイムマシンで現代を訪れたのは100年前の医師だった。
彼は外科手術室ヘ足を踏み入れるや、腰を抜かした。
 CTスキャナー、レーザーメス、現代の外科医たちは顕微鏡をのぞき、マニュピレーターを使って手術をしている。
彼は発狂寸前になって過去へ逃げ帰った。

次にやってきたのは、100年前の教師だった。
ところが彼は現代の教室へ足を踏み入れても、さほどショックを受けなかった。
それどころか、「ようし、これなら明日からでも授業が始められるぞ」と安心したほどだった。
もちろん、教室を一べつして、「おや、これは何だろな?」と首をひねる電子機器も見つかったが、劇的に環境が変化したとは思えなかったのだ。
実際、彼は翌日から授業を始めたのだが、生徒たちは彼が100年前の教師だとは誰も気づかなかった・・・。

これまでの時代、人間の活動は激しく革命的な変化をとげてきた。
だのになぜ、子どもたちを学習させる方法だけは、そのような変化を見ることができないのだろうか?
(『The Children's Machine』シーモア・パパート 1993)

世界は目まぐるしく変化しつづけるのに、なぜ校門の内側の世界だけは変化が停止したように見れるのだろう。
いったい教育は本当に進化しているのか? 
これは、『パパートのバラドッグス(逆理)』と呼ばれているそうです。

お読みいただき、どのように感じられたでしょうか?
教育が変わらないから、子育ても変わらないのでしょうか・・・
そんなことを思った方はいらしたでしょうか?



すーさんの書いた赤ちゃんのトリセツ本です。
胎児期から乳幼児期まで、子育ての「やり方」ではなく「在り方」を書いた本です。
この一冊に、子育ての本何十冊分のいいところを詰め込んでいますよ(^-^)v


令和の子育て -はじめて子どもを産むママの赤ちゃんのトリセツ-

 

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