講演会まであと1日!!!
((((;゚Д゚))))ガクガクブルブル((((;゚Д゚))))
まだ席ありますので、どうぞお越しください!(メールで申し込みできます)
というか来てください!!
学生は無料ですし、社会人の方も1000円お支払いいただければ大丈夫ですので、ぜひお越しくださいませ
【イベント概要】
天皇陛下御即位奉祝学生講演会
日 時 11月19日(火)17時40分~
場 所 TKPガーデンシティPREMIUM池袋 4C
(豊島区南池袋1丁目16-15 ダイヤゲート池袋 4F)
※池袋駅から徒歩5分
講 師 竹田恒泰 先生
参加費 学生無料(社会人1000円)
主 催 天皇陛下御即位奉祝学生実行委員会
申し込み reiwa.hoshuku.info@gmail.com
※申し込みの方は、「氏名」、「住所」、「電話番号」、「大学、所属」を明記の上、上記のメールアドレスにて申し込みをお願いします。
【神話とつながっている不思議さ】
皇室というご存在には感動することや驚くことばかりですが、中でも私が不思議に思うのは「神話とつながっている」点です。
この写真の場所がどんなところかおわかりになりますか?
(私が撮った写真なので下手くそとかツッコミは無しで(^_^;))
池は池でも、実はすごい場所なのです。
この池は「みそぎ池」と呼ばれており、なんと皇室の祖先・天照大神が誕生した場所なのです。
ファッ!?なぜ池?
天皇陛下のご先祖様って池で誕生したの?
日本神話を知っている人には退屈かもしれませんが、私の稚拙なあらすじに、しばらくお付き合いください。
日本神話では、伊邪那岐尊(イザナギノミコト 以下イザナギ)、伊耶那美命(イザナミノミコト 以下イザナミ)の二柱が多くの神々を生んでいきますが、火の神カグヅチを産んだことでイザナミは大火傷を負ってしまい亡くなってしまいました。
亡くなった妻・イザナミに会いたくてたまらないイザナギは、死者の住む黄泉(よみ)の国へ行きます。
えっ、死んだ人に会いに行けるの?
亡くなった人の住む場所にいけるのは世界中の神話にありますが、人の代になるにつれて行き来ができなくなります。
イザナギは黄泉の国でイザナミを見つけますが「黄泉の神と相談してきます。その間、絶対に私の姿を見ないでくださいね」と言われてしまいます。
死者の国に行く神話において「見ない」「振り返らない」という約束が存在します。
ギリシア神話のオルフェウスも亡くなった妻エウリュディケーを取り返しに死者の国へ行きます。
しかし、「振り返らない」という約束を破って後ろの妻を振り向いてしまい、連れ戻されてしまうという悲しいエピソードがあります。
話がずれるようですが、宮崎駿監督の「千と千尋の神隠し」のラストでも、この神話を思い出してドキドキしてしまいました。
ハク「私はこの先には行けない。千尋は元来た道をたどればいいんだ。でも決して振り向いちゃいけないよ、トンネルを出るまではね。」
千尋「ハクは?ハクはどうするの?」
ハク「私は湯婆婆と話をつけて弟子をやめる。平気さ、ほんとの名前を取り戻したから。元の世界に私も戻るよ」
千尋「また、どこかで会える?」
ハク「うん、きっと。」
千尋「きっとよ。」
ハク「きっと。さぁ行きな。振り向かないで。」
繰り返し、振り向ないように促すハクの姿に、神話を思い出してしまい切なくなりました。
博識な宮崎駿監督が日本神話を知らないはずはなく、意識されているのではないでしょうか。
仕方なく約束したイザナギですが、我慢できなくなりました。
クシに火をつけて明かりにして、そ~っと覗いてみます。
そこで見たのは体は腐り、ウジがたかっているイザナミの醜い姿でした。
恥をかかせたと激怒してイザナミが追っかけてきます。
イザナギは、タケノコ、ブドウ、桃を投げながら逃げて、なんとか地上に戻ることができました。
巨大な岩で黄泉の国の入り口を閉じてしまい、行き来を出来なくしてしまいました。
しかし、黄泉の国へ行って心身ともに汚くなってしまったため、体を清めたいと思いました。
日本初の「禊(みそぎ)」を行って体を清めたのがこの池だと言われています。
体を清める中で、なんと27柱の神々が生まれました。
その中で、左の目を洗うと天照大御神(アマテラスオオミカミ 以下アマテラス)、右の目を洗うと月読命(ツクヨミノミコト)が、鼻を洗うと建速須佐之男命(タケハヤスサノオノミコト)が生まれたのでした。
だから池で生まれたのですね。
ちゃんとつながってます!!
すごい!!
この池で生まれたアマテラスの孫にあたる瓊瓊杵尊(ニニギノミコト)が地上に降り立ち、そのひ孫が神武天皇となっています。
つなりアマテラスより7代後が神武天皇、そしてその神武天皇より126代目が今上天皇陛下です。
亡くなった人に会えた神の世界から人の世界まできちんとつながっています。
よく神話はフィクションだとかなんとか野暮なことを言う人が居ますが、そんなことはどうでもいいんです。
神話からつながる皇室を、日本人が中心として仰ぎ大切にしてきた歴史が事実としてあるんです。
神話と共に歩んできた時間が1000年、2000年とつみかさなりゃ、もはやそれは事実であり、歴史でしょう。
大体、皇室のご存在自体が証拠であり、奇跡のようなものではないですか!
【みそぎ池 行ってみた】
それにしてもみそぎ池のアクセスが悪すぎてびっくり!
バスもありますが、なかなか普段使っている人以外にはハードルが高いでしょう。
宮崎駅から日豊本線で二駅の無人駅「蓮ケ池」で降ります。
ひたすら道が伸びています。
謎の植物を見ながらひたすら歩きます。
3キロ(!?)ほど歩くと、少しこんもりした林が見えてきます。
江田神社の森かもしれません。
鳥居が見えました。
一瞬、ウニかと思った像も・・・・
このお宮にも神秘的な空気が漂っています。
お宮に向かって左側の森の中へ、「みそぎ池」と書いてある看板を頼りに突っ込みます。
ジャングルかな
この森の中をひたすら進むと(かなり歩きます)、奥の方に開けた場所が現れます。
おおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!
ようやくたどり着いた!
近くに寄ると、ハスの下で魚や蛙が泳いでいるのが見えます。
ここでイザナギは禊をしたのでしょうか・・・
余計に汚くなりそう・・・・とか罰当たりなことを考えてしまいました。
しかし、森の中にぽっかり空いた空間は神代から続く空気をたたえているように思いました。
名物の冷や汁定食
日本各地に神話の痕跡が残っています。
そして何より皇室が存在し続けていることは世界の奇跡だと思います。
このことを私たちが感謝して、お支えしていく自覚を持つことが大切だと思います。
講演会まで時間は短いですが、頑張り抜いていきます!!