放課後。一緒に帰ろうと思って部活があるのぞみを待っていて。

で、待ち時間に課題をやっていたら。

あいぜん「竹さん。それ終わったら帰る？」

『ん？多分。終わったらのぞみも丁度いい時間だろうしね。』

あいぜん「そっかー。」

あいぜんも横で課題を始める。

あいぜんは髪が無法地帯のボサボサなのに縛るのがすごく下手だからいつも邪魔そう。

『課題終わったから髪縛ったげるよ。』

あいぜん「え、いいよぉ～」

『勉強すんなら気になるしょ？』

あいぜん「竹さん待ってただけだし……」

『まじかよ』

ゆい「わかりづらwwww」

『…… でも私のぞみ待ってるしなぁ。そんなに私と一緒に帰りたいの？』

あいぜん「……ま、まぁ。」

あいり「はっきりしねぇな！！」

あいり「そんなんだから竹ちゃん取られちゃうんだよ！？」

『誰の物にもなったつもりないけどねー』

あいり「はっそうだわ！竹ちゃんは皆の物だったね！」

あいりちゃんは何かすごく勘違いしてる気がする。

『皆平等に大好きだけどね。よし、しょうがないから一緒に帰ってあげよう！』

あいぜん「わーいやったー」

『のぞみに置き手紙書かないと。面白い文にしたいし誘拐されたチックに書こうかな』

あいぜん「それなら私書かなきゃ可笑しいんじゃない？」

『え、書く？』

あいぜんが書いた文↓

竹さんは僕が拐いました。
ちなみにちゃんと無事ですよ。
明日には返します。

その後ののぞみからのメール↓

次の日

のぞみ「あーあれね。怖すぎてすぐ破り捨てた。」

みふ「全く躊躇してなかったよ。」