女子校バレンタイン | 冷凍キノコに恋をした

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致命的にアホなクラスメイト達との日常

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あーイイ。こういう人けっこう好きですキラキラキラキラ


渡せる男子なんて周りに一人もいないけど。


恋バナになると小学生時代まで遡ってしまうという中高一貫女子校あるある。

(そして私の場合、次元が一個下になる)

スマホはなかったし、そもそも小学生に携帯を持たせるなんてありえない!!っていう世代なので(私や周りの家の教育方針なのかもしれませんが)、小学生時代の友達の男子の連絡先すら知りません。

同年代の男子なんてもう4年は会ってないから、男子高校生って本当に存在してるの!?みたいな。


周りに男子はいませんが、優男って良いですよね。


少女漫画読んでても、いつも好きになるのは当て馬キャラの優男君の方なんですよ。


アオハライドの冬馬くん、ヒロイン失格の弘光くん……なんで少女漫画の当て馬キャラって幸せになれないんですか(泣)


りよ「作者さんに彼らが幸せになる話も書いてほしいよね」

『ほんとね!』


りよぴっぴと私は男性の趣味がとても合います。


二人ともドSよりも優男派で、更に言うなら余裕綽々人生チートモードのイケメンより頑張ってる男の人が好き。


りよ「イケメンは好きだけど付き合わなくてもいいよね。求めてない。」

『わかる。彼氏になってもらうならその辺に普通にいそうな顔が良い。』


どんな顔だよって言われたら難しいんですけどね(笑)


『なんで少女漫画で幸せになるのは総じてドS野郎なんだよ……』


私達と趣味が合う人は「僕らはみんな河合荘」という漫画おすすめです!!  

クールでつれない文学少女の先輩に片想いしている後輩男子が失敗したりしながらも気を引こうと頑張る話で、ギャグ成分が多めなのに絶妙な甘酸っぱさでとてもキュンキュンできますよ。


さて、女子校にとってバレンタインとは、一種のお祭りです。


一貫生徒以外は彼氏いる人が多いらしいのでここまでなるのかわかりませんが……(嫉妬)


ほとんど全員が手作りのチョコを持ってきて、更に市販のお菓子も持ってきて、後輩先輩もそれぞれ渡しに来て、教室中が甘い匂いで一杯になります。

ケーキ焼いてきて教室で切り分けたり、箱から好きなだけ食べる方式だったり……

いつもお腹が空いてるっていうぐらいの勢いで食欲旺盛な人達も絶対空腹にならない日です。


きほ「今年は絶対知らない子からは受け取らない。返すのが大変だし。」


学園の王子様であるきほさんは疲れるらしいです。


『きほはチョコ好きだし貰えたら嬉しいんじゃないの??』

きほ「生徒会の机の上に誰からかわからないホールケーキがきほ宛で届いてたんだよね。正直怖かった。」


学園の王子様(ファンクラブ有)

人気者ってすごいな……(((( ; ゜Д゜)