自覚と悟りへ の道/森田正馬発生する条件第一 事実そのものを尊重しないでいつも気分あるいは気持ちをアレコレと問題にする気分本位第二 ある機会から恐怖の衝動に駈られ、不快な気分をなくしようとしてもがく思想の矛盾気分本位は理想主義につながるもの強迫観念にかかるような人は、もともと自分を理想の状態にもってゆこうとあせる傾向があるその理想はその人の気分から作り上げられた空想で、とうてい実現できない性質のもの不可能を可能にしようとすることになり、そこにはてしのない苦悩が生まれる