ここはどこの国だっけ・・・ってなんども思った。
見たことのない景色、きれいな空の色。
レース当日の11月6日は、伊勢エビ漁の解禁日でもあり、朝からこんなにたくさんの伊勢エビに見送られました。
会場までは、バスで移動。窓の外に見える溶岩流のあとや朽ちた木々は噴火の凄さを物語っていました。
そして、コースも溶岩。角があり表面がザラザラしているので、手をつくと切り傷ができ、動く石の上は、歩くのも困難。この中を走るなんて、大変なはずです。

photo:Bolt&Nut
レースは石原都知事の合図でスタート。100台近くのマシンの走りに、観戦スタンドからは歓声と悲鳴があがりました。1周約3km、ここから全てを見ることはできません。見えるのは、ライダーが気持ちよく走れる区間だけ。だから、「いいな~気持ちよさそう」とか「これなら走れるな~」とかいう声も聞こえました。でも、実際は・・・
スタートして1周目、なぜか続々とピットイン。よく見ると、パンクをしていたり、マシンに大きなダメージを受けていたり、あるいは腕がパンパンだよ~と言って休んでいたりと、ここからは見えないコースの凄さが伝わってきました。どうかみんな怪我だけはしませんように、と思わず祈ってしまいました。
今回、ピットクルーとして、デコボコフレンズのお手伝いをさせてもらいました。給油のタイミングを知らせるため、サインボードで経過時間を掲示しているのは東京工科自動車大学校世田谷校の学生さん。これは後で、他の選手からも「助かったよ~!」「ありがとう!」などと声をかけられ、彼らは役に立てたことをとても喜んでいました。

コースの約8割は溶岩ガレ。タイヤもこのような状態に・・・ブロックがもげてます。これはパンクしたまま2.5時間走り続けたマシンです。
photo:Bolt&Nut
レース終了後、コースを歩いているとマシンを押しているライダーを発見。すぐにかけよる学生さんは、モトクロスレースでオフィシャルの経験もしています。だから、こんなときもすぐに行動できるんですね。
でも、この坂を人力で押し上げるのは酷です・・・
無事、ピットに帰還。これで全選手戻ってきました。
選手はレース会場を後にし第一パドックまで移動。広大なリエゾンを砂煙をあげて走るシーンは、まるで海外ラリーの様・・・なんて。
すばらしい景色と感じた不思議なエネルギーは本当に夢のようでした。





