粘膜にびらんができ、
失明される方もあるという
スティーブンスジョンソン症候群。
うちのおにーやん。の場合、
幸か不幸か、
目には一切症状が現れず、
口に集中していました。
なので、
夜8時の面会時間が終わり、
次の日の朝イチで病院に戻ると、
ベッドの上には、
口から血を流して寝ているおにーやん。の姿
写真貼るんで、
苦手な方、閲覧注意です。
この写真では分かりにくいですが、
唇は火傷でただれたようになっています。
私はお医者さんでも看護師さんでもないので、
見たまま、素人目に感じたままを書きますが、
本当に、
重症の火傷のようだと思いました。
入院してから、
血が流れなくなるまで
1週間弱くらい、かかったかなぁ?
この状態の時は、
食べ物はもちろん、
水分も摂ることはできませんでした。
しかし、
口の中は清潔にしなければいけないという事で、
うがいをするように言われていたのですが。
口の中は焼け爛れたようになっていますから、
水でも滲みるみたいで、
イヤがるおにーやん。
そーーーーーーーっと、
少量の水を流し込み、
そーーーーーーーっと、
吐き出す、
というより、
下を向いてダラ〜っと流す、
という感じ
しかも、口の中から流れ出た液体は
血液や、膿のようなものが混じっており、
本人曰く、
『中国の工場排水』
う・・・うん、否定はできん
うがいをして、
血だらけになった唇にプロペトという保湿剤を塗る、
というのが、
この頃の日課でした。