「お墓はどうするの?」

 

 

「お墓、これからの仏事について、そちらで進めてくれないか」

 

父親から言われました

父は三男なので家には、仏壇はありませんでした。

 

 

父の父

わたくしから言うと祖父が健在の時は

祖父の家の仏壇にお参りしたり法事が執り行われて

親戚が集まって亡き先祖の思い出話やルーツを

子や孫に聞かせてくれていたものですが

祖父が亡くなってからは

その仏壇が父の兄である長男の家に。

 

長男の家とは疎通であったので

仏壇にお参りする機会はありませんでした。

 

今から18年ほど前に母が亡くなった時に

我が家に初めて仏壇なるものが登場しました。

 

仏壇とは両親の実家にあるものだとの

わたくしの固定観念が覆った

そんな出来事でした。

 

 

 違和感

 

 

なにせ両親の実家を訪れた時にしか

仏壇に手を合わせる習慣がない我が家

 

わたくしは

戸惑いと手持ち無沙汰。

 

そして18年間

一人暮らしの父親が仏壇を守ってきました。

 

仏壇に手を合わせるのは

形ながら......です。

恥ずかしい話

お盆の時くらいでしょうかね。

 

そんな父親も

高齢で一人暮らしが困難なり

老人ホームへ入居することに。

 

お仏壇はそのままで

わたくしが時たま

父親の家の掃除に訪れた時に

お参りする程度。

 

気になっていましたが

乗り気がせずに

そのまま1年ほどが経過しました。

 

何とかしなければとの思いから

わたくしなりに

近隣の同じ宗派のお寺さんを訪れるも

ことごとく外される

縁が無い。

 

そうしている内に

去年のお盆前に

わたくしの家に仏壇がやってきました。

 

それからは

毎朝欠かさずに

ご飯を上げ

お水を替えて

お供え物をあげて

線香を灯しての読経

 

お勤め

 

知り合いのお坊さんが来られた時には

お経をあげてくださっていました。

 

そのうえ

お世話になっているお寺で(宗派は違うのですが)

毎月、施餓鬼供養(先祖供養)も行っていました。

 

一般家庭に比べると

仏壇へのお参りはしているほうではないのか〜と。

 

なのに

しっくりこない

 

手応えがない

この仏壇には

母親しか入っていないからか…

 

先祖供養といっても

「◯◯家」ではなく

母親ひとりだからか?

 

そんなことを思いながらも

毎日のお勤めは欠かしませんでした。

 

 

転機

 

 

数日前から

あることが見えるように。

 

何度も何度も

メッセージをいただいているような

呼ばれているような。

 

その映像とは

わたくしの何代も前の

お祖父さまの石碑が目に浮かぶのです。

 

そのお祖父さまは立派な方であったらしく

地域にとっても貢献されたので

後の方々がその功績を讃えて大きな石碑を建て

それと伴に神社も招聘されました。

 

その石碑が夢枕に現れるのです。

 

お祖父さまの石碑がある

お祖父さまが発展させた地域を見下ろす山を訪れました。

 

敷地に足を一歩踏み入れた瞬間に

すべてが解決しました。

 

 

幼児期に見た石碑

 

 

もう55年くらいも昔の話なのですが

幼少のわたくしは

祖父に連れられて

この場所を訪れました。

 

祖父はわたくしのルーツを語ってくれました。

 

この町を発展させた

功労者のお祖父さまのことを。

 

ですが

この時には

往時の面影もなく

神社も石碑の周りも荒れ放題の

草ぼうぼうで

石碑に近づくことさえ困難な場所に成り果てていました。

 

大変賑やかで

お参りが絶えなかった場所が

寂しい限りでした。

 

なぜか

わたくしは

その石碑のお祖父さまを近しいものに感じておりました。

 

 

 

青年期に見た石碑

 

 

成人して

自分で家庭を持った時から

その神社や石碑の周りの

お掃除をさせていただくようになりました。

 

とんでもなく荒れ果てておりました。

 

近づけないほどに

毎回毎回

大量のゴミ袋いっぱいになるほどに。

 

それでも、なかなか追いつけません。

 

そのような

わたくしでいうことろの

お参りをさせていただいてはいたのですが。

 

遠方に引っ越したり

仕事の都合で

足が遠のいてしまったのが現状でした。

 

神社をお参りしているから

お寺で修行しているから

だから

そこまではしなくともよい

そう自分に言い聞かせていたのかもしれません。

 

 

壮年期に見た石碑

 

久しぶりに

その敷地に足を一歩踏み入れた瞬間に

お祖父さまの声が聞こえてきました。

 

「よく来たの、待っておったぞ」

 

「お主だけじゃぞ」

「他の者は(他の親戚は)わしの功績を自慢するがの」

「わしの財産を誇示するがの」

「お主だけじゃ、わしのことを思ってくれているのは」

「ただ一人じゃ」

「気にかけてくれるのは」

「わしは、おぬしのもとに行きたいのじゃ」

「お主に守ってもらいたいのじゃ」

「他の者は名ばかりの親戚じゃ」

「お主は55年以上も、わしに尽くしてくれた」

「なんの見返りももとめずにの」

「だから、これからは、わしがお主とお主の家族は守ろうぞ」

「わしのものは、すべて使うがいい」

 

(本家とは遠に行き来はありませんので、経済的にも一切の繋がりはないので

わかり易く言うと、見えない世界の霊的財産とでもいいましょうか)

 

 

やっと心から手を合わせることができます。

 

 

ここ数年

頭を悩ましていた先祖供養をどうするか

お墓をどうするか

お寺をどこにするか

 

家の仏壇は母親しか入っていない

◯◯家の先祖供養なのか

そんなことに

こだわる必要がないことが。

 

わたくしの何代も前のお祖父さまが

おまえのもとに居たい。

 

そうおっしゃっているのであれば

お祖父さまをお守りして行けばよい

お祖父さまを供養して行けばよい

 

故人の声を聞いてあげるのが大切ではないのか

人間の都合や

しきたりで

先祖を供養出来ないのは本末転倒かもしれない。

 

お祖父さまを誠心誠意お守りして行くことで

母親の供養も進んで行くのではないのか。

 

それが「◯◯家」の先祖供養の始まりではないのか。

 

その他の宗派や仏事そしてお墓は

その先についてくると。

 

形ばかりに

こだわっていた自分に反省し

気づきを与えてくださったお祖父さまに感謝し

 

霊的なことが、いかに大切か

改めて思い知らされました。

 

やっと

我が家の仏壇に魂、霊が入りました

心から手を合わせることができます。

 

 

 

ここまで読んでくださって、ありがとうございます。

 

 

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