言葉には魔力という魅力がある。
人は言葉で誘惑し助け、支配してきた。歴史上でそれは証明されてきた。それは天使にも悪魔にもなる力で、世界にも影響を与える。何気ない言葉だって時に凶器になるし時に人を助ける時だってある。
言葉は諸刃の剣
受け手の取り方によって、無造作に変わるその力は非常に不安定。
それゆえに言葉っていうのは面白い。
言葉を上手く使えば何だってなれる。政治家に詐欺師に宗教の教祖、そして作家。
そして私は作家だ。とはいえ言葉を上手く使えているかというと甚だ疑問である。
それはつまり私が人間ということなのだろう。
人間は言葉使いが非常に下手だ。それはなぜかといえば、単に複雑すぎる。他の動物は生きるため言葉を使う。人間には余計な言葉が多い。だから言葉の使い方を間違える。
でもそこが人間である由縁でもある
言葉を間違えるから得られるものも多いし、逆に落とすものも多い。
なので私は言葉というのは奇妙で面白いと思うのだ。
そして不思議だ。
