不登校の中2息子と小4娘との奮闘記
支援学級所属の
うちの子供たちは、
普通学級の生徒たちより
1週間ほど早めに春休みに入ります。
仮想空間にお友達は
たくさんいる2人だけど、
みんなはまだ学校。
近所にお友達がいないから、
いつもは私が遊び相手です。
娘は遊んで欲しくなると、
『ひまー、ひまー』と
言い出します。
学校の刺激は疲れるけど、
何か楽しめる刺激がほしい。
家にこもりがちな子供たちを
外に連れ出して太陽を浴び、
少しでも社会に触れさせたい。
でも2人とも性別も違うし、
興味も趣味も、全く違う。
家に帰りたいタイミングも違う。
2人を連れて出かけると
不協和音が生まれて、
全員ぐずることになります。
だから、お出かけは1人ずつ。
カラオケも1人ずつ。
1日ずつ、
2日連続で付き添い。
娘のひまひま攻撃で
今月は
電車や車で
あちこち行きました。
スイーツパラダイス。
アニメイト。
らしんばん。
ならまちのアニメショップ。
おしゃれカフェ。
ネットのお友達との
オフ会に付き添い。
疲れたなぁ、と思いながら
終業式にそれぞれ2人を連れて行き、
時間差でどちらにも付き添い。
座る場所がなくて
立ちっぱなしで長時間。
2人の行き帰りの時間が違うから、
それに合わせて、送迎を4往復。
『やばい、、、へんな寒気が』
風邪ではない、
体力が底をついたような寒気。
疲れすぎると、
人って寒気がするんですね。
そしたら翌朝、
突発性難聴になりました。
ずっと耳鳴りで、
換気扇のような音が止まらない。
耳に蓋がされて、
ちょっと空いた穴から
大音量で機械音が
刺すように入ってくる感じ。
音で、耳も頭も痛い。
娘の聴覚過敏は
こんなふうに聞こえて
しんどくなるのかな。
ちょっとだけ
気持ちがわかったかも。
体が悲鳴を上げた春休み。
4月から
息子が中3
娘が小5。
休憩して、
新学年に備えます。
2人の終業式に付き添った翌朝。
起きたら、耳鳴りとめまい。
耳鳴りは
最近よくキーンとしても
すぐにおさまっていたから、
今回もすぐ治ると
気にせずにいたら
お昼になっても
治らなくて、
悪化してるみたい。
これは病院に
行かないといけないやつでは?
耳鼻科に行くと、
『突発性難聴の疑い』と診断。
検査の数値は悪くないけど
症状が良くない。
たくさん薬をもらいました。
ステロイドを1週間飲んで
また来週、再検査となりました。
子育て歴14年。
転勤族で引っ越し5回。
子供たち2人とも発達障害。
幼稚園は行き渋りで
2時間登園。
小学校は不登校で
毎日付き添い。
放課後デイは、
ほぼ毎日送迎。
夫は、ほぼ単身赴任で不在。
(昨年から同居再開)
そろそろ体が
オーバーヒートを
起こしていたみたいです。
聴覚の検査
娘は生まれつき
聴覚過敏があり、
大きい音や声、虫の鳴き声、
クーラーや冷蔵庫などの機械音も
すごく苦手です。
でもなぜか、
好きなアイドルの音楽は
ぜんぜんうるさくないのです。
逆に心地よくて、
いくらでも聞いていられます。
『好き』の力は偉大です。
カラオケDAMが
期間限定で、
好きなアイドルのライブ映像が
観られるというので、
早速行きました。
あとで判明したのですが、
DAMには機種が2種類あって
最初に通された部屋は
ライブ映像に
対応していませんでした。
それがわからず、
検索しても出てこなくて
私が焦っていたら、
娘は
『じゃあ、今日はいいよ。
また今度、
ちゃんと見れるカラオケ屋さんを
探して行ってもいい?』
と、落ち着いて
なんとも大人な
融通が利いた発言で
すごく成長を感じました。
小学2年生頃までは、
同じようなことが起きたら
泣いて暴れていましたが、
たった2年でこんなに変わることに
驚きです。
親としたら、
娘が期待に胸を膨らませて
ワクワクしながら準備して
推しグッズをリュックに
大事そうに詰めて
ウキウキで家を出て
道中も推しの話で
目がキラキラしていた分、
ライブ映像を見られなくて
ガッカリ肩を落として、
声も小さくなって
テーブルに大量に出したグッズを
1人で黙って片付ける姿が
切なくて
胸が痛くなりました。
予定の終了時間まで
まだ1時間以上あるけど
『ごめんね。
じゃあ、もう帰ろか』と
2人でトボトボとレジへ向かいました。
念のために店員さんに
『DAMってもしかして
違う機械がありますか?
期間限定の曲がなくて』
とたずねてみたら
『時間余ってるし、
もう1つ違う機種があるから、
試してみますか?』と。
少し期待しながら
違う部屋へ向かって
検索してみたら、
『あったーーーーー!!』
娘も私も顔を見合わせて拍手!
10曲もライブ映像を見ることができ、
会場に行ったような気分で楽しめました。
推しに出会う前までは、
カラオケに行っても、
音は最小で、
娘の好きな歌を数曲歌って
30分が限界で帰っていました。
人の歌を聴くとしんどくなるため、
私は歌うこともできず、
歌いたい気持ちを我慢。
でも、
ライブ映像を一緒に見たり、
グッズを並べてカラオケ映像と撮影したり、
カラオケの新しい楽しみ方を知りました。
ライブ映像を見ながら、
いろんな思いにふけりつつ、
喜んでくれる娘の姿にホッと
胸を撫で下ろしました。
ならまちのアニメショップ屋さんで
お買い物をしたあと、
娘とおしゃれなカフェに入りました。
娘は知らない店に不安を感じやすく、
普段はよく知ってるチェーン店しか
入りたがりません。
でもこの日はたくさん歩いて自信もつき、
好きなグッズも買えて、
コンディションがすごく良さそう。
いつもは『お水でいい』と言いますが、
『今日はジュースを飲んでみたい』と
言ってくれて、
初めてのカフェに入ることができました。
店内には欧米の外国人のお客さんが多く、
英語があちこちから聞こえてきます。
なんだか、日本にいながら
自分たちが外国に来たような不思議な感覚に。
お店を出たあとも
コンビニの前に外国人の旅行者がいて、
ちょっとした海外気分で、
ウキウキしました。
カフェで働く学生さんを見て、
娘が
『いつかカフェでアルバイトしてみたい!』
でもすぐ、
『どんな人がくるか分からないから、
やっぱり怖いな』と。
それでも気持ちは確かに
前に向かっています。
こうして外に出て、
いつもと違う景色や空気に触れることは
やっぱり大切だと改めて感じました。
なかなか外出したがらない娘ですが、
推し活となると
フットワークが軽くなります。
1月後半から学校に行きにくくなり、
それまでは『毎日1時間登校』していたのが、
今では『週1回、1時間の登校』になっています。
※娘がなぜ週1回だけでも
学校に行き続けるのか、
その理由を過去の記事に書いています。
以前から行きたがっていた、
奈良市のアニメショップ屋さん
『とれじゃーおふ』に
ついに行って来ました。
JR奈良駅で降りて、
三条通からアーケードがある商店街を
30分近く歩いて、お店に到着しました。
普段は歩くとすぐに疲れてしまいますが、
推しのことになると、疲れ知らずです。
一階が閉まっていたので、
気付かず通り過ぎてしまいそうに
なりましたが、
2階に上がると、
ガラス戸の中にお店がありました。
娘の大好きなアイドルのグッズが
たくさん並んでいて、大興奮!
お店の名前の通り、
本当に宝探しのようで、
たくさんの商品から自分で探す時間が
新鮮で楽しく、娘は大喜びです。
欲しい商品を集めてきて、
そこから厳選。
予算オーバーのものは諦めて
元の場所に戻し、
最終的に3つ選びました。
算数が苦手なはずなのに
合計金額はすぐに計算できていて、
推しの力に驚きです。
今はネット通販やフリマアプリで
簡単に買える時代ですが、
自分で探して、手に取って、
納得して買う経験は、
やっぱり大切だと感じます。
レジで自分の財布からお金を払うことも
『買った』という実感が生まれます。
そのうち年齢が上がると
PayPayや楽天ペイなどで
ピッと支払うようになると思いますが、
今はあえて現金で
体感として覚えて欲しいと
思っています。
商店街を歩いていると、
新しくできたアニメショップ屋さん
『あんていく』を発見。
入ってみると、
欲しかったキーホルダーが
100円で売っていて、またまた大興奮!
定価が900円なので、800円もお得です。
嬉しそうに、いそいそと
自分でお財布からお金を出して、
お支払い。
まだ
10円がどれで、
100円がどれで、と
覚えきれておらず、
一生懸命考えながら
不安そうにトレーに
お金を置いていました。
混雑している時は
私がささっと済ませますが、
お店が空いている時は
なるべく娘に任せています。
社会での経験を少しずつ積んで、
『できる』
という感覚を増やしていきたい。
最近は、推し活のおかげで
お出かけが増え、
電車に乗る機会が増えました。
憧れだったICOCAを手に入れ、
改札でタッチするのも
楽しみの1つに。
どの電車に乗るか、どのホームか、
少しずつ分かるようになってきて、
娘にとって
あんなに苦痛だった電車移動も
楽しくなってきました。
『分からない』は
不安や緊張につながります。
でも、
『分かる』と
見通しが立ち、余裕が生まれます。
不安がなくなるまで、
寄り添いながら経験を積むこと。
それがどれだけ大切か、
私自身も日々学んでいます。
私の高齢の両親には昔から強い特性があります。
父は、味覚や聴覚に過敏さがあり、
こだわりがとても強い人です。
急な予定の変更ができず、
予定が決まらないと
不安となり、
怒って大声で怒鳴ることもありました。
母は衝動性が強く、
思い込みも激しいタイプです。
一度抱いた印象を変えることができず、
相手の気持ちを汲み取ることが
難しい人でした。
言ってはいけないことの線引きも難しく、
強い言葉で相手を傷つけてしまうことも
よくありました。
もちろん、これは診断されたものではなく、
私が子育てを通して学んだ知識と
照らし合わせて感じていることです。
両親は自覚がないので、
自分の考え方が正しいと信じ、
それを相手にも強く求めます。
そのため、
関係はとても支配的なものに
なりがちでした。
真正面からつきあうと
私の心が壊れてしまう。
そう気づいてからは、
少しずつ距離を置くように
なりました。
子供の頃の記憶は
つらいものが多く残っています。
母親から日常的に、
『頭が悪い』
『父親に似てブサイク』
『運動神経が悪い』
『鈍い』
と言った言葉をかけられていました。
褒められた記憶はほとんどありません。
『あんたみたいな子、
親戚も誰も預かりたくないって言ってる』
母からそう言われて、何度も泣きました。
でも、泣くとさらに怒られる。
その繰り返しでした。
大人になってからは
さらに拍車がかかり、
母に会うたびに否定され、傷つき、
どんどん自分に自信が
なくなっていきました。
転機になったのは、子育てでした。
子どもの発達について学び、
専門の先生に相談する中で
私の母にとても強い特性がある
可能性を指摘されました。
『そうだったのか。』と
腑に落ちました。
そこから私は、
母の特性を少しでもやわらげたらと
努力しましたが、
とても太刀打ちできる相手では
ありませんでした。
6年間、頑張りましたが、
私は力尽きてしまいました。
決定的だったことがあります。
母が私の事実ではない話を
実家の近所に言いふらし、
私のことを
『ひがんでる』
『両親のお金を狙っている』
『貸したお金も返ってこない』
と広めていたのです。
父も、母の話を信じ、
施設に面会に行くと
私に暴言を吐き、
関係性がおかしくなっていきました。
これ以上、
親と関わること自体が
怖くなりました。
電話に出なくなると、
責めるような留守番電話が残され、
やがて1日に何回も着信が
来るようになりました。
怖くて留守番電話を聞けなくなり、
着信拒否をしました。
すると今度は家まで
来るようになりました。
インターホンが何度も鳴り、
私は息を潜めて、
母が帰るのを待つしかありませんでした。
さらに手紙も毎週届くようになり、
そこには毎回
私を否定する言葉が
書かれていました。
その時はっきり思いました。
『何を言っても、届かない』
私は返事はせず、
反応もしないことを選びました。
やり取りを続けたら
状況はもっと悪くなる。
そう感じたからです。
今でも外に出る時、帰る時に
周囲にいないか確認してしまう
自分がいます。
それくらい、
私には怖い出来事でした。
そして今。
私は親と距離を置くことで、
やっと平穏を
手に入れることができました。
母と関わった日は心が乱れ、
子供たちにその感情を
向けてしまうこともありました。
でも距離を取ってからは、違います。
心が穏やかでいられる時間が増え、
子供たちにも落ち着いて
向き合えるようになりました。
もう私を否定したり、
支配する人はいません。
今は自分のペースで、
自分の感覚を大切にしながら
生きています。
ただ、正直に言うと
長い間その環境で育って来た影響は、
今も自分の中に残っています。
ふとしたときに、
母と似た言い方をしていたり、
おかしな表現が出ることもあります。
『あ、今のは違うな』と
言い方を変えたり、
ぐっと飲み込んだり。
そんなことを繰り返しています。
簡単には消えないけれど、
私が築いた家族が、
穏やかに過ごしていけるように、
この努力は続けていきたいと
思っています。
ちょっと高級な焼き菓子を
ネットで取り寄せるのが
私のささやかな楽しみです。
子供たちと家にいる時間が長いので、
家で楽しむひとときが本当に大切です。
今回は、
ガトーフェスタハラダのラスク2種類と
ウォールナッツファンキーを
お取り寄せしました。
ハラダのホワイトラスクは
10年ぶりくらいに食べましたが
ホワイトチョコに高級感があり
柔らかくて安定の美味しさ。
濃厚なので1枚で満足します。
ウォールナッツファンキーは、
ネットで偶然見つけたのですが、
おいしすぎてびっくりしました!
ナッツもおいしいし、
キャラメル味も濃厚。
下のウェハース生地が
薄くてサクサクで軽くて
いくらでも食べられます。
これはリピート決定。
1箱1000円なので、
手土産にしてもいいかなと思います。
ただ、私はこれをお得に
しかも現金を使わずに
購入しています。
私は運用やクーポン、ポイントなどが
大好きでそれを駆使して
いかに安く買えるかを
考えるのが大好きです。
普段は、
楽天
ドコモ
PayPay
それぞれのポイントを
運用していて、プラスが出たら
今回のようにプチ贅沢をしたり、
楽しむようにしています。
ポイントなので、
アクティブに運用をして
攻めています。
プラスになると大きいです。
今回は楽天で5%の割引クーポンが
あったのでそれを使って
少し安くなり、ポイントで支払えたので
現金は使わずに購入できました。
ポイントが貯まったらすぐ使わずに
一度運用して増えたタイミングで
引き出して使うと
得した気持ちになります。
毎日忙しく過ごしていますが、
こういう楽しみがあると、
心にゆとりが生まれます。
小さな楽しみを大切にしながら、
明日からも頑張ります。
息子は手首をひねる動きや、
細かい力加減が必要な動作は苦手で、
いわゆる『手先の不器用さ
(微細運動の苦手さ)』があります。
でも、パソコンのタイピングは
学年1位なのです。
不思議ですよね(о´∀`о)
デコボコに戸惑いもあり、
その落差にいつも
驚きやおもしろさもあります。
小学校3年生頃まで息子の食事には
介助が必要でした。
隣に1時間以上座って
一口サイズの
鮭入り海苔巻きおにぎりを
作ってスプーンに乗せる。
1回の食事で50個〜70個くらい。
それを1日3〜4回を年中無休で365日。
息子はお箸が使えず、
スプーンも手首のスナップが利かないので
おにぎりをすくうことができませんでした。
潔癖症なので手掴みで食べることも嫌がるため、
お皿にスプーンを置いて
そこに一口おにぎりを置き、息子が食べます。
そうすると手首のスナップなしで
そのままスライドさせて口に運べます。
それでも落としてしまうことがありました。
それくらい手先が不器用でした。
でも食欲はあるのでパクパク食べ、
私が作るのが間に合わないので
大きめのお皿にスプーンを5本置き、
一度に5つ作りました。
スプーンもこだわりがあります。
銀のスプーンは歯に当たると
カチーンと金属音がして鳥肌が立つので、
プラスティック製の少し短めで
乗せる部分が広めのものを探してきました。
スプーンが廃盤になったため、
慌てて在庫を探し50セットを
まとめて購入しました。
これを大切に使えば
10年くらい安心です。
色もオレンジか赤しか使いません。
セットに入っている
グリーンやブルーのスプーンは
食事がまずくなると言い嫌がります。
いつかこだわりが緩んだ時に
使おうと大切に保管しています。
もう販売していないので
とても貴重なスプーンです。
スプーンに乗せる作業をしている間、
私は何もできず、
テレビを消音で字幕で見るか、
携帯をいじるかしかやることがありません。
そこで、
おにぎりを5個置いて
ダッシュでベランダに洗濯を干しにいき、
戻ってきてまたおにぎりを5個作って、
またベランダへ、
それを何度も繰り返していました。
食器洗いも、片付けも、
娘の世話も同じで、
おにぎりを作りながら
行ったり来たりしていました。
私が横でドタバタしていても、
息子は気に留める様子がありません。
それに気づかないのも
自閉症スペクトラムの
特徴なのかもしれません。
だんだん息子が『ご飯を食べる』と言うと、
逃げ出したくなっていました。
『ああ、またあの時間が始まる、、、』
私の1日のほとんどは息子の介助。
毎日大量に小さいおにぎりを作るので、
手が痛くなる。
肩も凝る。
座りっぱなしで腰も痛い。
一回の食事に1時間以上もかかる。
普通は年齢があがると、
自分でできることが増え、
少しずつ手がかからなくなるはずなのに、
一向に楽にならない。
ずっと新生児のままのような状態。
母親としての負担の大きさに苦しくなり、
涙が止まらない日もありました。
そんな時に
『家庭用シャリマシーン』の
広告を見つけました。
これがあれば
自動的におにぎりが作られて楽になる!
40万円くらいしましたが、
新型コロナの給付金が
ちょうど入ったので、
本気で買おうかと検討しました。
でも
おにぎりを作るだけで、
鮭を乗せたり、
海苔を巻いたりはしてくれません。
スプーンにも乗せてくれません。
シャリマシーンは断念することにし、
また地道なおにぎり作成作業が続きました。
それと並行して、
放課後デイでお箸を使う練習は
行っていましたが、
息子にとっては楽しくないため
うまくいかずでした。
そこでお箸を諦め、
上がつながっている
トングのようなお箸に変えました。
息子に練習させてみたら、
やはりうまくいかず
嫌がって投げ出そうとしましたが
私の切実な思いを息子に伝えました。
『お願い!』
『お母さん、もう体力の限界やねん。』
『このお箸なら絶対使えるから!』と。
私の気迫が伝わったのか、
息子はしぶしぶ使うことを承諾しました。
大きめの平皿にご飯をこんもり盛って、
焼き鮭をまんべんなく乗せます。
息子は海苔を1枚ずつ箸(トング)で取り、
鮭とご飯を包むように巻きます。
何度も失敗して、
その度に手を添えて一緒に練習し、
ついにうまく口に運べるようになりました。
そこからは1人で食事ができるようになり、
私は解放されました。
息子の前にご飯のセットを置いたら、
私はあとは自由。
本当にその喜びをかみしめました。
実際には自由はなくて、
息子が食事中にたまっている家事を
ダッシュでこなすのですが、
介助しなくていいという現実が
泣くほど嬉しかったです。
普通は当たり前に自分で食べ、
親はそこに特別な感情はないかもしれません。
でも、10才で初めて介助なしで食事が
できるようになった感動は忘れられません。
今でも『自分で食べてる!!』と
ふと驚くことがあります。
自分で食べてくれることに
本当に本当に感謝です!!
娘の大好きな2.5次元アイドルが、
スイーツパラダイスとコラボするというので、
早速行ってきました。
娘は聴覚過敏があるので、
基本的に土日祝は
混雑する場所は避けています。
平日のランチタイムに
行ってきました。
電車も街も空いていましたが、
スイパラだけは満席!
でも、すぐに入れたのでホッ!
待ち時間で聴覚過敏が発動して
疲れて顔色が青くなってしまうので、
助かりました。
店内に好きなアイドルのパネルが
あちこちに設置してあり、
娘のテンションは爆上がりです。
コラボメニューをいくつか注文しました。
外食は疲れるので
あまりしたがらないですが、
普段できないことができる
推しのパワーはすごいです。
なんと!
隣の席の方が、
『自分はいらないから』と
コラボグッズを譲ってくれました。
ライブやコラボショップなどに行くと、
こういう嬉しいことが度々あり、
ファン同士の交流に本当に心が温まります。
みんな優しい!!
対人が少し怖い娘にとっては、
気持ちがほころぶ経験になります。
せっかく都会に出てきたので、
ほかにも寄り道したいところですが、
娘の目的はスイパラだけ。
私の用事に付き合わせると
しんどくなってしまうので、
食べ終わったら帰ります。
『ついで』が1番しんどくなります。
ついでに寄ってかえろー、となりますが、
予定になかった用事を入れると、
娘には興味がない場所、
それがいつ終わるのか、
どこに行くのかなど、
一気にしんどくなってしまいます。
用事は1日にひとつ!
この成功体験が次につながります。
最近、ライブやアニメイトなどで
お出かけする機会が増えました。
好きなことでお出かけは
やる気も体力も倍増して
疲れ知らず。
幼い頃から聴覚過敏や低血糖症などで
『自分には体力がない』と
自信がありませんでした。
でも、好きなことで成功体験を積むことで
『自分にはできる!体力があるんだ!』と
自信ができたら、次へのステップになります。
家にこもりがちな娘を
外に連れ出してくれる
推しの存在に感謝です!
息子が幼稚園に入る前の2才頃、
公園に行くのは毎朝7時。
理由は、他の子どもたちと
うまくいかないからでした。
まだ誰もいない時間だと遊具は遊び放題、
砂場も誰にも邪魔されません。
9時を過ぎると少しずつ親子連れが来て、
10時頃にはいっぱい。
遊具も砂場も取り合いです。
最初の頃は、
社会性を身につけるために
子どもたちがいる時間に
行っていました。
でも、息子が他の子たちと
うまくいかなくなり、
それが私もつらくなり、
誰もいない早朝に
行くようになりました。
当時は知識がなく
それが特性だと分かりませんでしたが、
今思えば全部当てはまります。
知っていたら頑張らず
無理せず過ごしたのに、
ギリギリまで子どもの成長のためと
頑張ってしまってうまくいかず、
毎日かなり落ち込みました。
息子は、順番を待つことが苦手で、
滑り台も待てない。
たくさん並んでいても、
今すぐすべりたいと泣くんです。
ルールを説明して理解はできても
気持ちが追いつきません。
また、おもちゃで遊んでいても、
他に気を取られている間に誰かに
持って行かれて泣いていたり、
返して、と言えなくて泣いていたり。
とにかく泣いてばかりで、
穏やかに楽しく遊ぶことが
できずにいました。
だから私と朝7時から
誰もいない公園で
かくれんぼをしたり、
走り回って遊んでいました。
2時間すると私もヘトヘト。
トイレにも行きたい!
お腹も空いてきた。
9時過ぎには他の親子が来るから
トラブル回避のために帰りたい。
でも切り替えができない息子は
ギャン泣き。
無理やり連れ帰る毎日でした。
ある日、その様子が偶然
携帯に録音されていていました。
ギャン泣きする息子。
怒鳴る私。
怒鳴っているつもりはなかったけど、
聞いてみたらすごくイライラした
自分の声や言葉にショックを受けました。
こんな言い方を
こんな小さい子にしてたんだ。
『泣くのやめて!早く帰りたいねん!』と
怒鳴る声。
息子は泣き続けてる。
最低なお母さん。
うまくいかない子育てに
本当に追い詰められていました。
録音を聞いた後は、反省し、
無理に終わらせることはやめました。
なるべく本人が納得するまで待つ。
次の楽しい提案をする。
など、お互いにギャン泣きしない、
怒鳴らない方法を探しました。
今思うと『しつけが足りない』とか
『わがまま』とかではなく、
『切り替えがとても苦手』な
特性だったと思います。
遊びを終わらせること。
気持ちを次へ動かすこと。
それが本当に難しかったです。
お風呂に入ることも毎日嫌がり、
アンパンマンのDVDを
お風呂で流しておびき寄せ
音楽につられてきたところを
手早く服を脱がせて
DVDに夢中になっている隙に
体や頭を洗っていました。
すると今度は
お風呂が楽しくて出てきません。
1時間くらい飽きるまで
お風呂で遊んでいます。
今度はリビングで
好きなDVDを流して、
それでお風呂から出るように
促していました。
お風呂に入るのも、
出るのも、毎日一苦労でした。
切り替えが難しいのは、
小学校2年生頃まで続きました。
会話力が上がると
切り替えもだんだん
ぐずらなくなってきました。
学年が上がり、
理解力が上がってきてからは、
予告をするようにしました。
『30分後にお風呂ね』
『7時にご飯ね』
『9時20分に出発するよ』など
今でも、時間にかなり余裕を持って
早め早めに伝えるようにしています。
短期記憶が弱いため、
忘れてしまうので
少し経つとまた伝えます。
そうするとインプットして
切り替えができ
ぐずらずスムーズに
いくようになりました。
今も毎日出かける時間や、
帰ってくる時間を壁に貼って
時間の見通しが
つくようにしています。
何時間、外出するのか、
帰宅してから寝るまで
どれくらい時間があるのか
息子にとっては重要で、
分からないとすごく不安になります。
今も時間表や予告という
配慮は必要ですが、
あの当時に比べたら
かなり楽になりました。
最近ではやっと、
1週間のスケジュールを
意識にするようになりました。
月曜日は学校か、
水曜日は放課後デイか、
と自分で見通しを立てられる
ようにもなってきました。
これを続けたら、
今度は自分でスケジュール管理が
できるようになるのでは?と
期待して寄り添っています。

