「心の優しい子」
今朝、ふと目に付いた
この言葉、15年くらい前に書いて
ずっと壁に貼ってあったもの
これは娘の事
当時、お受験や勉強の事で
つい娘に注意する回数が増えてしまっていた
自分への戒めの意味で書いたんだと思う
長男は暗記力も良く、勉強は出来る方だったけど
娘は飲み込みが悪いと感じていた記憶がある
でも、叱ってはいけない
あの子はあの子で良い所があるんだから
そう思って
いつも目に付く所にこの紙を貼った
娘は優しい子
彼女はいつも私に手紙を書いてくれていた
中身はいつも感謝の言葉が書かれていた
でも、お母さんて色んなプレッシャーもあって
つい、我が子の良い所を忘れて
叱ったり、怒ったりしがち
本当は怒りたくないのに
なんであんな言い方しちゃったんだろう
そんな風に落ち込む日もある
だから、私は書いた
あの子は
あなたの娘は優しい子なのよ
って思い出す為に
そうやって自分をコントロールしながら
肩の力を抜く事に気をつけた子育てだった
お陰様で、今彼女は彼女らしく
好きな芸術の道へ進んでいる
自分らしく、自分の足で歩ける事
これが一番の目標だものね
子育ての真っ最中って
今から思えばほんと余裕がなかったですね
周りの価値観が自分の価値観になって
比べて焦ったり、悩んだりするの
目の前にいるその子は
かけがえのない、たった1人の人間
まして、自分の元に
選んで生まれて来てくれた子
その子の魂がこの世で色んな経験をして
成長していけるように
1人で歩んでいけるまでのお手伝いをする
これが親の役目なんだよね
そして
親に選ばれた私達もまた
その子の子育てを通して色んな経験をし
成長させてもらうの
子育ては個育て
やってあげてると思ってるけど
教えてもらう事も多いよね
人生はうまく出来ている
子供がいない人や独身の人は
他の事で育てられる
みんな、誰かと関わって生きている
だからいつも
心にありがとうの言葉を忍ばせて
感謝して生きよう╰(*´︶`*)╯♡
