親知らず抜歯、完結!
ようやく、腫れが引いて
落ち着いてきたので
ブログを再開します。
10月2日
昼食
10月2日
夕食
10月3日
ついに手術当日。
前日の夜9時から
食事制限がかかり
お腹がぺこぺこの状態で
その時を待っていました。
ちなみに、飲み物も
手術の4時間前から制限がかかったので
手術間際は緊張を和らげるものがなく、
そわそわしてました。
手術は13:00に開始されるので
手術着に着替えて、
歯を磨いて備えました。
12:50
周りが昼食を楽しんでいるのを
ベッドの中で耐えていると
看護師さんから移動の指示が…
ついに手術室に向かいます。
私の入院してた階が4階で
手術する階が3階だったので
自分の足で、階段を使って向かいます。
もちろん、看護師さんも一緒です。
手術室の手前の部屋に到着。
そのにはベッドがたくさん並べされており
一気に緊張したのを覚えています。
口腔外科の看護師さんに
名前、生年月日、手術する内容と場所を聞かれ、
簡単な会話をすると
頭に不織布のキャップをかぶり
いざ手術室へ。
私は手術室を入るのが初めてだったので
こんなにたくさんの部屋が並んでいて
たくさんの先生や看護師さんがいるのかと
興味津々でみてしまいました。
手術自体が13時からだったそうで
患者さんを待つ先生たちが並んで
「頑張ってね」
や
「緊張しなくて大丈夫だよー」
と、声をかけてくださったので
なんて、暖かい空間なんだと
緊張が和らいだのを感じました。
抜歯を行う手術室に到着すると
麻酔科医の先生やオペ担当の看護師や
口腔外科の担当の先生二人が待っていて
部屋の真ん中には、ドラマで見たことある
手術台が目に入り、
その時が来たなぁと覚悟しました。
自分で手術台に上がり仰向けになると
麻酔科医の先生が自己紹介しながら
「お腹空いたでしょ?
今日は研修医の人たちもいるから
人がいっぱいでびっくりしたでしょw」
と、声をかけてくれました。
私は昔っから血管が見つかりづらい
腕なので、麻酔を投与する
点滴の針を研修医の方が
研修を兼ねて入れてくれるとのこと。
私は毎回両腕刺されるのが基本だったので
全然失敗しても構いませんと、
伝えると
皆さんで腕をペチペチと血管を探してて
ちょっと笑っちゃいそうでした。
麻酔科医の先生が
酸素マスクから
リラックスできるガスを出してくれて
少し甘い香りを嗅ぎながら
点滴の針が入るのを待っていました。
もう反対の腕に
血圧計をつけ、
足首と胸に心電図の機械をつけて
足と手をベッドに固定してと、
着々と準備が進められていきます。
ついに点滴の針が入り、
麻酔が投与されます。
徐々にぼんやりしてくると言われ
あとは何も考えず天井をました。
研修医の方々に
「麻酔が効いて意識がなくなったら
すぐに呼吸も止まるので
挿管の準備をしてね」
と、言っていて
(呼吸も止まるのかぁ)
と思いながら待っていました。
しかし、意外と眠くならず
手術室に静寂が流れます。
なんとも言えない時間です。
皆さん、私が寝るのをじーっと見ているので
逆に申し訳ないなぁと
でも、寝てないのに目を瞑ったら
寝たと勘違いされて
経鼻挿管(鼻から管を入れる)されても
怖いので、
まだ起きてます!っと目をぱちぱちさせながら
待っていました。
5分くらい待ったタイミングで
視界がふわふわしてきました。
「なんか眠くなってきました。」
と、伝えると
「じゃあ、強い薬を入れるね
点滴のところが痛いかもだけど、
すぐに眠っちゃうから平気だよー」
と言われ、
点滴の針から冷たい薬を入れられ
腕がズンッと重く痛い感覚があったのを
覚えています。
それと同時に、
視界が横に揺れ始め、
ふわふわとぼやけて
そのあと暗転した感覚があります。
眠りについた時は、急に眠くなって
身体が手術台をすり抜け
下にぐーっと沈み、
暗く静かな海底の中で
ぷかぷかと浮いているような
そんな感覚でした。
これが、寝ている時に見ていた
夢見たいなものなのか
本当に麻酔で意識をなくした直後に
思ったことなのかは、
定かではありません。
でも、苦しいとか
痛いとかは全くなく
呼吸を全て吐き切って
全身の力がすべて抜けた
状態だった気がします。
あくまで、私が感じただけなので
全てが正しいわけじゃないですが、
全身麻酔で眠りについた時に
感じたすべてをお伝えしました。
目が覚めたのは
ベッドが動いていて
病室に向かっている途中でした。
口腔外科の担当の先生がベッドを動かしながら
私の名前を呼んでいました。
起きた時の感覚は
夢も何も見ないで
よく寝たなぁと起きたときと
少し似ている気がします。
(もう終わったんだ)
が、一番最初に思ったことです。
ベッドが病室に到着し、
酸素マスクや、
点滴をカチャカチャとつけているのと
先生が抜いた歯を置いたのを
見て、また眠りについたのを覚えています。
次に起きたのはまた点滴の交換をしてくれている
時だった気がします。
その時に
トイレに行く時はナースコールをしてね
ということと、
血は飲み込まずにティッシュに出してね
ということでした。
血を飲み込んでしまうと、吐き戻すことが
あるそうです。
看護師さんが部屋を出て溜まっていた血を
吐いたりしていた時に
鼻血も出てそれが鼻の中で
固まっているのを見つけました。
多分、経鼻挿管したので
管を抜く時に鼻血が出たんだと思います。
完全に意識を取り戻したのが
18:30くらいだと思います。
その時間に、
主人にLINEしてます
夜も食事制限がかかっていたので
食べられませんでしたが、
お腹は空いていなく
横になっていました。
顔の腫れはあまり気になりませんでしたが、
痛みは若干あり
あくびをしたり、くしゃみをすると痛かったです。
また、舌の横の方に
今までで一番高いんじゃないかなっていう
口内炎ができて、それが一番痛かったです。
唇も、口角炎と
上下同じ位置に切れた後や口内炎が
できていました。
口角炎は今でも出来ていて
ちょっと小さくなったかな?くらいです。
夜は寝過ぎて全然眠れませんでした。
痛みが出てくる不安と口内炎の痛さで
長い夜を過ごしました。
次の日
朝6時に血液検査をしました。
案の定、針が入らないので
ベテランの看護師さんの人を呼んできてくれて
一回で血をとることができました。
10月4日
この日の朝から食事開始です。
しかし、すりつぶしたおかずと
シャケだったものみたいなのと
おかゆ
具なしの味噌汁で
食欲湧かず…
唯一味がある味噌汁も
口内炎が痛すぎて
食べられませんでした
10月4日
朝食
8:30
朝の検査の時間です。
口腔外科の先生に
抜歯後の状態を見てもらいました。
異常はなく、その日に退院が決定しました。
口内炎がひどかったので、
軟膏と痛み止めを出してもらい
退院の支度をして
無事、退院することができました。
下の親知らず2本は縫合してあったので、
抜糸の予約をして
先週やっと糸も取れました。
あと一回検査をして何もなければ
すべて終了します。
入院にかかった費用は
全てで68000円くらいです。
共済に加入していますが、
親知らずの抜歯は保険対象外とのことで
入院にかかった分だけ
お金が降りる予定です。
初めて口腔外科に行ったのが
9月11日だったので
約一カ月ぐらいで
全ての治療が終わりました。
本来なら
1ヶ月に一本ペースで抜歯を
するそうですが、流石に3ヶ月間も
顔が腫れるのは嫌だったので
入院してでも一回で終えられて
良かったと思っています。
痛みも
痛み止めを飲んでいたので
全然なかったです。
もし、親知らずの抜歯を考えている方の
参考に少しでもなれば
幸いです。
私は、とてもいい先生と看護師さんたちに
担当して頂き
とても良かったです。
とっても長くなりましたが
ここまで読んでいただき
ありがとうございました。