先日「今日の一言」として投稿した、
**「修身斉家治国平天下(しゅうしんせいかちこくへいてんか)」**という言葉。
改めて、その意味と私が感じていることをお話ししようと思います。
もともとは儒教の教えで、
天下を平和にするには段階(順番)があるという考え方です。
①修身(しゅうしん): 自分の行いを正す
⇓
②斉家(せいか): 家庭を整え、まとめる
⇓
③治国(ちこく): 国家を治める
⇓
④平天下(へいてんか): 世界を平和にする
…と、ここまでが一般的な説明なのですが、
これだけだと正直、
少し「フワッ」としていて実感が湧きにくいですよね。
そこで、今の日本の状況に当てはめて考えてみました。
修身: 私たち一人ひとりの意識
斉家: 日本を一つの「家庭」と捉え、国内(国民)を整えまとめること
治国: 整った国内の倫理を基に、政治を行うこと
平天下: 日本が安定した上で、世界を平和に導くこと
こう捉え直してみると、今の政治に対して強烈な違和感を感じます。
完全に「順番が逆」になっていると思いませんか?
足元の国民(家庭)が蔑ろにされたまま、
外向けの顔(世界)ばかりを優先している。
これでは、土台がグラグラで日本が安定しないのも当然です。
以前ブログに書いた武田信玄公の、
「人は城、人は石垣、人は堀…」 という言葉も、
まさにこの「修身」や「斉家」が土台であるという考え方と
リンクしている気がします。
城(国)を支えるのは、結局のところ、
一人ひとりの『人』(国民)なんですよね。
外側を飾る前に、まずは内側から。
今の日本に一番必要なのは、この「順番」を守ることなのかもしれません。