昨日は二期会さんの「蝶々夫人」を見てきました。

「オテロ」「トスカ」と出演させて頂いた作品は馴染みがありますが、
オペラはチケット代も高いし。。と言い訳をして、機会があったら観たいと思いつつ、観ないでいました
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今回は、主役の蝶々夫人は世界でも活躍されている、大村博美さん。
私の中高の先輩でもあります。

その他、ゴロー役の高橋淳さんは
以前「パン屋大戦争」という村上春樹さんの作品をオペラ化した作品で主役をされていらっしゃり、その時に助演で出させて頂いたご縁もあったので、これは観に行かねば
と、2日前にチケットをお願いして観にいきました。

大村さんの蝶々夫人は、本当に素晴らしかったです。
二幕から三幕に繋がるシーンで、ピンカートンを待ち続けるシーン、
ラストの死んでしまうシーンは、ものすごくキレイでした。
もちろん歌も素晴らしく有名なアリアは、鳥肌が立ちました。

この公演には男性助演が8人出ていて、そのうち4人は新国立のオペラでご一緒させて頂いた方々でした。

舞台でもさすが役者という感じで、
皆さん安定した演技で作品を盛り上げていました。

終演後は、皆さんのご厚意に甘えて飲みに行きました

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おじさんばかりですが。。。。(笑)

この方達とご一緒させて頂いた時は、
舞台で本気で演じてくださるので、演じるのが本当に楽しかったのを覚えています。

最近は世代交代もあり、若い俳優さんと組むこともあるのですが、
衣装の着こなし方がなっていなかったり
、設定がイタリアであっても、そんなことを考えず素で話しかけてくる。なんてこともあり、これで役者としてやっていて良いの⁇と思うこともあります。

どんな舞台でも、役としては生きるこの先輩役者さん方を尊敬しています。

舞台は観るのも楽しいですが、やっぱり私は演じるほうが好きなんだな。と
舞台を見る度に思います。

クラシカルな世界が好きなので、今回この舞台を観てパワーをいただきました

観たいな。やりたいな。と思ったことは行動に移す
今後もやらないで後悔しないよう、行動に移して行きたいと思います