以前のブログで書いたように、息子が亡くなる8ヶ月前に主人が癌と診断され、それから2週間ごとに抗がん剤治療をしています。
最初のうちは私も病院に付き添っていました。
いったいどうなるのか、駅から病院までの道のりを、いつも暗い気持ちで歩いていました。
手術はできないステージ4でしたから…
副作用の多い抗がん剤治療、それを緩和するために、書籍、ネット、DVDで情報を集め、漢方、食事療法、温熱療法も行っていこうと決めました。
幸い、その病院には東洋医学科がありました。
お医者さんは40代半ばくらいかな、物腰が柔らかく、優しい先生です。
看護師さんは50代くらいの女性、患者の話を先生と一緒に頷きながら聞いてくださいます。
癌という恐ろしい病気と闘う不安…
でも、東洋医学の診察室はお医者さんと看護師さんの人柄からか、あったかくて落ち着ける診察室でした。
一昨年11月の診察の時、息子が亡くなったことを主人が漢方の先生に話したところ、その先生も看護師さんも涙を流してくれたそうです。
そして、私のことをとても心配してくださったそうで、
(この頃は、私は病院に付き添ってはいませんでした)
私を診察に連れてくるように、と言われたそうです。
その話を聞いて、私は涙が止まりませんでした
どん底の精神状態で、心も身体も弱っていた私は、思いもかけない優しい提案に心が温かくなりました。
行き始めてもうすぐ1年半くらいになるでしょうか。
行くと最近の身体や心の状態を聞かれます。
そして、脈をとった後、両手を軽く握ります。
う~ん、まだいろんなことたくさん考えちゃってるね~
寝台に仰向けに寝るとお腹を軽く押します。
以前は腹圧が弱くペチャンコで、内蔵も冷たかったようです。
私がジムに行き始めたことを話すと、
あ~、それはいいねぇ。がんばってるねぇ。
先生、にっこり
私も嬉しくなります
最近は腹圧も出てきて、体力がついてきたようです。
だいぶ体力がついてきたね。
心が辛くて苦しいとき、誰でもあるからね。
そんな時は体力がそれを補ってくれるからね。
体力をつけるための漢方を2種類、朝晩服用していました。
最近、夜寝付けなかったり、夜中に目覚めてしまうことを話すと…
体力はだいぶついてきたから、夜は薬を変えましょう。
何のお薬か聞くと
癇の虫を押さえる薬ね。
いろんな刺激を受けて考えすぎちゃうでしょ?
感受性が強いっていうのかね。
悪いことではないけどね、それを和らげるお薬です。
確かに赤ちゃんの頃は癇の虫で夜泣きがひどかったと母から聞いたことがあります。
東洋医学、よくわからないけれど、身体の状態だけでなく、心や性格も見抜けるのかなぁ?
きっと、西洋医学と違い、身体を部分的に診断するのではなく、もっと心の状態も含めて総合的に診るんだろうなと思います。
息子が亡くなって後、たくさんの人が手を差しのべてくれることに感謝です
畑で育てている夏野菜が収穫できました!
初ナス、初キュウリ、初シシトウです
レタスとスティックブロッコリーは初、ではありませんけど…
今日も読んでいただき、ありがとうございます。
ここで支えてくださっている皆様に心から感謝しています💕
いい夢を見られますように💤🎠💤