石神井公園 ( 練馬区 )
3月1日 曇りときどき雨
寒さも和らいできた3月上旬、カメラ(Olympus E-420)をもって石神井公園を散歩したときの写真を整理したので、ちょっと覚書。
石神井公園は東京都練馬区にある自然いっぱいの公園。 石神井池(ボート池)と三宝寺池を中心に広がる風刺地区指定された一帯で、武蔵野の景観や自然を保護する目的で作られたものだそうです。 野鳥や野生の植物が生息してる癒される空間なので、ときどきお散歩するお気に入りの場所です。
石神井池 ( ボート池 )
写真は、石神井池のほとりにある 「 ロニオン 」 という人気のイタリアンレストラン前から撮ったもの。 緑と閑静な家並みに囲まれた、太陽の光が燦々と降り注ぐ広々とした池がボート池。 天気のいい休日には釣りやボートを漕ぐ人達が、平日は静かに自然を楽しむことができる憩いの場になっています。
この日は、今にも雨が降りそうな天気。 でも、ときどき雲の切れ間から降り注ぐ陽の光が水面に映って幻想的。 まだ寒い池のまわりは人影もまばら。 こんな静かな日は、自然な池の表情が楽しめてちょっとうれしい。
三宝寺池
三宝寺池への散策を楽しむために創られた木造の道。 この木の道を渡って自然の中へ入っていきます。 枯れ木や枯れ草が多いけれど、もう3月。 茂みや幹のところどころには新芽が顔を覗かせています。
突然降り出した雨を避けるため、大きな木の下で雨宿り。 まるで「トトロ」で見たワンシーンのよう。 傍らではつい先程まで宙を舞っていた鳥が羽を休めて
ます。 これが自然の中で身を守るためのシステムなんですね。 雨から守ってくれた大木に触れてみました。 力強さを感じて、何だか穏やかな気持ちになれ
そうです。 不思議ですね。
鳥の鳴き声や水の流れる音。 木の葉や木々が風や雨に揺れ、雨の雫が太陽の光に光ってます。 逆行に映し出されるその姿は影絵のようでキレイ...。
水鳥が勇壮に泳ぐ姿が撮りたくてカメラを構えますが、静かに水面に流されるだけ。 翼を広げ羽ばたく姿をとりたいと思いカメラを向けますが元気がありません。 それでも待ち続けていると...
「 そろそろ鳥達も疲れてしまったんでしょうね。
もっと早い時間にいらしたら翼を広げ飛び立ついい姿がみれますよ。 」
通りがかりの方に声をかけてかけられて気づけば、もう日が暮れかかってました。
陽が昇ると目を覚まし、陽が落ちるまで太陽と一緒に活動して、そして眠りにつく。
屋内で過ごすことが多くなって自然と触れ合う機会が少なくなったからでしょうか。 人が本来感じていたものや、感覚さえ鈍くなって...。 「 生きることに大切なもの 」 忘れていたようです。
自然の中を歩き深呼吸したら、もっと元気にいいひとときが過ごせるかも知れませんね。
この日は、そんな 「自然の恵みとその営みの大切さ 」 感じさせられました。
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石神井公園へのアクセス: 西武池袋線 石神井公園駅から徒歩5分