あの
ネットに繋がる高音質・高画質のHMD
ニコンメディアポートUP300X ( Nikon Media Port UP 300X )
が、12月19日から発売開始に。
発売前にお借りすることができたのでちょっとだけその機能を試してみました。
音楽や映像がいつでも手の届くところにあるっていうのはいいですね。
ソファーやベットから離れたくないときや逆に部屋中を活動的に動き回るときには便利。
ちょっと冒険してUPと一緒に外へ。
マクドナルドでネットゲームに夢中になってる中学生の横で、映像や音楽をストリーミング。
勇気をだして朝の通勤電車の中でUPをつけてけてみたり...
ちょっと刺激的な体験してきました。
ということで、ニコンメディアポートUP300xで体験したことの覚書...
ニコンメディアポートUP300xって何?どんなことができるの?
UPでできること : 動画や写真をみる、音楽を聴く、AV機器と接続する、インターネットと接続する
コンテンツをUPに取り込めば場所と時間を選ばず音楽映像などを楽めるようになりますが、
その方法は大きく分けて3通り。
01:事前にコンテンツを保存しておく方法
02:オーディオ機器に繋いでコンテンツを楽しむ方法
03:インターネットにアクセスしてコンテンツを閲覧する方法
利用方法はとてもシンプルです。 その詳細はこんな感じです ...
01:事前にコンテンツを保存しておく方法 ...
専用のUSBケーブルで、専用ツール「UPlink」をインストールしたPCにUPを繋ぎます。
このツール「UPlink」で、UPとPCとネット上の専用サーバーUPlinkのデータ交換を行います。
Windows Media Player を起動してコンテンツの種類を選んで同期をすればPC上のコンテンツをUPへ転送することもできます。 「UPlink」や「Windows Media Player」を使って、インターネット、メディア、PCからコンテンツをUPにダウンロードしておけば、いつでも好きなときにUPで音楽や映像を楽しむことができます。 【UP download】と呼ばれる、UP専用のサーバーが提供している番組を購読してコンテンツをダウンロードするメニューや、Podcastingという技術を利用してネット上で音楽や動画を配信しているサーバーから最新コンテンツをダウンロードする 【Podcast】と言うメニュー用意されています。
ついでに、インターネットの接続先(アクセスポイント)情報の入力を「SETTING」というボタンから、閲覧したいページを「BOOKMARK」から登録しておきましょう。
DVDプレイヤーやiPhone(iPod)のようなAV機器(オーディオ機器)に繋げてそのメディアを楽しむ方法。 AV機器接続用のケーブルを繋げて、UPのトップメニューから【AV-in】を選択。オーディオ機器で再生の操作をしながら好きな音楽を聞けます。
03:インターネットにアクセスしてコンテンツを閲覧する方法 ...
無線LAN接続(wi-fi接続)が可能なアクセスポイントで、UPをインターネットに繋げてウェブページを閲覧したり音楽や映像をストリーミングで体験することができます。 モバイルPCやiPhoneの無線LAN接続と同様、wi-fiに繋がるエリア(アクセスポイント)に入ればアクセスポイントの一覧が表示されるので該当するものを選択して必要事項を入力すればOK。 入力は結構やっかいだったりするので、事前にアセスポイントの情報 (ID、パスワード、WEPキーなど)を入力しておいた方が便利です。
私の場合、屋外用に公衆無線LANのYahooBBモバイル、自宅ではFONルーターを導入して屋内向けのMyPlaceのアクセスポイントを利用しているので、その情報を事前に登録しています。 BBモバイルはIDとパスワードの入力が、FONはWEPキーの入力が必要になります。
ネットにアクセスしてコンテンツを閲覧する方法の詳細はこちら ...
( STEP01 ) アクセスポイントの情報を事前に登録
( STEP02 ) ネットを閲覧するために便利な情報を登録
( STEP03-01 ) UPでインターネット上のUPLINKサーバにアクセス
( STEP03-02 ) UPでインターネットにアクセス
( STEP04 ) ネットを楽しむ
( STEP01 ) アクセスポイントの情報を事前に登録
UPLINKを起動して「SETTING」→「無線LAN設定」→「新規ネットワーク追加」で登録。
・公衆無線LANの場合(BBモバイルの場合) : 専用の入力画面に必要事項を入力
1.一覧から「BBモバイルポイント」を選択
2.IDとパスワードを登録します。
・公衆無線LANでない場合(fonの場合) : 環境に合わせて必要事項を入力
( 今回は自宅で屋内向けMyPlaceに接続する方法 : 光回線(のルータ)に無線LANを実現する為fonルータを繋げているので、このFONルータの情報を登録します)
1.一覧から「公衆無線LANを使用しない」を選択
2.アクセスポイントの情報を登録
ネット名(任意の名称)、SSID(MyPlace)、ネットワーク認証(WPA-PSK)、
データ認証(TKIP)、暗号キー:(WEPキー:初期はルータのシリアル番号)
( STEP02 ) ネットを閲覧するために便利な情報を登録
UPLINKを起動して、閲覧したいネット上のURLを「BPPKMARK」に登録します。
また、専用サーバー(UPlink)でストリーミング配信している番組を「購読」登録。
こうすることでインターネットでのURL入力を行わずにブラウジングすることができます。
( STEP03-01 ) UPでインターネット上のUPLINKサーバにアクセス
1.UPのトップメニューから【UP stream】を選択
2.表示された一覧から接続したい無線LANのアクセスポイントを選択
3.STEP02で登録した番組が一覧されるので見たい(動画)を選んで閲覧します
( STEP03-02 ) UPでインターネットにアクセス
1.UPのトップメニューから【UP web】を選択
2.表示された一覧から接続したい無線LANのアクセスポイントを選択
3.ホームページが表示されるのでジョグダイヤルと上下左右の矢印キーでブラウジング
( 事前に登録したブックマークへ移動したい場合は画面下のメニューから )
( STEP04 ) ネットを楽しむ
矢印キーやジョグダイヤルを利用してリンクへカーソルを合わせて右矢印キーを長押しするとリンク先へ移動することができます。 ファイルのURLがリンクとして埋め込まれているものは、クリックするとUPのデータフォルダ(ダウンロード)へダウンロードされます。
OSはWindowsCE。 一般的なPCのウェブブラウザ表示と異なっていますし、FLASHや映像メディアなど未対応コンテンツが使われているページは上手く表示されないこともありますが、「HTMLを閲覧する」という目的であれば充分な機能を備えているようです。 コントロールも慣れれば問題ないかも知れませんね。
試験的に、HTMLのコード、コンテンツのバージョン、コントローラーを変更したりしていくつかのサイトに修正を加えて試してみました。 思った以上に便利なコンテンツになったのには驚きです。 動画や音源をそのままウェブページ上に埋め込めば既存のメディアプレイヤーで再生可能。 FLASHなどのツールで操作したりすることも。 基本的なHTMLの機能だけでも色々なことが実現できそうです。 もちろん対応してないコンテンツの閲覧も可能になればもっと利用範囲が広まりそうですね。
シンプルなだけに、アイディア次第で可能性が広がる
未来につながるガジェットになりそうな予感がします
ここから始まる TO BE CONTINUED っぽいところがちょっといいですね :)
リンクの向うには何かあるんだろう ...
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