卵が先か鶏が先か・・・・・
この問題には、ほんとうにどこででも遭遇してしまいます。
特に、プロジェクト計画で、経営資源を調達する場面では、頻繁にこの課題と向き合うことが多くなります。
例えば、試作品の製作と資金調達の関係で、試作のための資金が調達できなければ試作品は作れないですが、資金を調達するためには試作品に対する客観的評価が必要だとか・・・
そういう状況に遭遇するとき、脳の活動が停止してしまいそうになりますよね。
ところが、こういう状況でこそあえて《優先順位》をつけてみます。
上記の例でいえば、試作品のためのプランとそのプランに対してどのようなニーズがあるのかを明らかにできれば、
・どのようなモノが
・どのような単価で
・どのような人たちが
・どんな機会に
・どれくらいの数量を
購入してもらえるのか・・・
また、どのような理由で、そうだと言い切れるのですか?
そして
・商品の単価
・売上金額
・材料単価
・製造コスト
・人件費
・販売管理費
などが、根拠のある数値であることが立証でき、その結果、単位数量あたりの利益が算出されるので、
その利益から、融資の返済や投資の配当の実現可能性が認められれば、資金調達は可能になります。
事業に関する以上の客観的予測を明確にする計画書のことを
事業計画書
といいます。
事業計画書は、理念や希望や概要だけではなく、むしろ、より具体的な内容を網羅する必要があります。
そして、十分に、高く、広く、深く思考した事業計画書には、高い実現可能性を認めることができるのです。
自分がこれまでに貯蓄した資金の範囲内で事業を始めるという方々が多いのですが、
その場合でも、自分の計画内容について、様々な角度から実現可能性を検証してみることをお薦めします。
何から始めればよいのか分からないという方々の場合は、上記のような事業の総合的な構造が不十分な状態かもしれません。
まずは、事業計画から始めてみてはいかがでしょうか。
