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パッションコニタンの施術奮闘記

パッションコニタン こと 小西慧介の
施術現場からの思いと想いを記します。

 こんにちは
整体師のパッションコニタン こと 小西慧介です。
私もメンバーの 心のかけはし祈りの和 食と健康の和チームの
メルマガ「便り第25号」を転載させていただきます。
日常使っている調味料にご用心!!


食と健康の和便り 第25号 2015年10月23日発行

秋です!食欲と味覚の秋です!と言うけれど・・・年中美味しいものが豊富にあり、
この抑えたいほどの食欲どうすればよいのかとか、スーパーへ行けば季節感ない生鮮食品に
加工食品が勢揃いで、現代 私達は食の豊かさと加工食品に含まれる調味料によって
本来の味覚を失っているかも知れません。
今回、その調味料の実態について迫ってみました。

★ タンパク加水分解物とは一体なんでしょう?

コク や 旨い!の表示を見つけたら確認してみてください。
たぶん、原材料名にこの表示あるはずです。
それは、従来のうま味調味だけでは作れなかったコクや自然なうまみを作ることができ、
味を整えるために開発された「タンパク加水分解物」という食品扱いの調味料です。
原料 動物性タンパク質か植物性タンパク質を 酵素もしくは塩酸で加水分解したもので、
加工食品のうまみを補います。危険なのは後者の塩酸分解です。
例えばしょう油のうまみは大豆のタンパク質がこうじ菌の働きによって
アミノ酸のうま味に変わりますが、工業的に塩素の力でタンパク質だけを溶かし 
うま味成分のアミノ酸だけ残るよう素早く分解させます。確かに塩素は劇薬ですので、
最終的にはアルカリ性のものを加えて中和するか、
除去するのでメーカーは安全と言っていますが、自然なものでないのは確かです。
本来、うま味を出すことってそんなに難しかったでしょうか?
いりこや昆布・干し椎茸を入れるほんのひと手間で素直な味を出せるはずですね。

★ 調味料(アミノ酸等)とは一体なんでしょう?

― 様々なところで見かける調味料(アミノ酸) ―
・コンビニのおにぎりやお惣菜
・調味料類(だしの素・コンソメ・中華の素・麺つゆ・ソース・醤油など)
・インスタントもの(ラーメン・味噌汁・カレールー等)
・練り製品(ハム、ソーセージ・ウインナー・かまぼこ・ちくわなど)
・お菓子類(ポテトチップス・あられなど)・缶詰め・レトルト食品・冷凍食品

これら加工食品に入っている調味料(アミノ酸)の実態はなんでしょうか?
アミノ酸が入っているから体に良い!と勘違いしている方もおられるかも知れません。
この調味料(アミノ酸等)と表示されているものの正体は、
化学調味料(グルタミン酸ナトリウム略してグルソ)のことです!
(化学調味料=うまみ調味料=調味料(アミノ酸)
食品衛生法による食品添加物の表示ではグルタミン酸ナトリウム(MSG)は
「調味料(アミノ酸)」と表示され、そして核酸系などのほかの調味料が混ざったものは
「調味料(アミノ酸等)」と表示されることになっています。

■そこで・・・カラダの20%はアミノ酸
私たちのカラダの60%は水分で、20%はアミノ酸からできています。
地球上のあらゆる生命、植物、動物もアミノ酸が作り出すタンパク質から出来ています。
よってグルタミン酸ナトリウム(アミノ酸)は
天然の食材(肉、魚、野菜など)にも含まれています。
このように見ると、化学調味料のアミノ酸も良い物のように感じるかもしれません。
しかし調味料にどれだけ多くの化学調味料を使っても、食品添加物表示の基準では
調味料(アミノ酸等)と一括表示をすることが許されていますので、
アミノ酸の健康的なイメージに隠れて、大量の化学調味料が使われている可能性があります。

■胎児への影響
グルタミン酸ナトリウム(アミノ酸)は、胎児に多くの影響を与えると言われています。
グルタミン酸ナトリウム(アミノ酸)は脳に多く広がって行きます。
そして脳の発育を遅らせたり、血液中の毒が脳に行かないように門の役割をする
脳血液中関門を傷つけてしまいます。
厄介なのは、妊婦がこれを摂取すると大変分子が小さい為、
簡単に胎盤を通りぬけてしまうのです。特に母体の肝臓が弱っている時は注意が必要です。
他にも成長ホルモンや生殖機能、甲状腺に障害が生じるともいわれています。

■化学調味料(MSG)と上手につきあっていきましょう
現代の生活の中で化学調味料(MSG)を避けて生活することは難しいでしょう。
なんでもそうですが摂り過ぎには気をつけることが大切です。
グルタミン酸ナトリウム3gが食塩1gに相当するそうです。いくら塩分を控えたつもりでも、
うまみ調味料をたっぷり使うと逆に塩分の摂りすぎになってしまいます。

・一部の中華レストランでは大きなオタマでバシャッと化学調味料をすくって
フライパンに放り込んでいることがあるらしいです。
外食後、異常にのどの渇きを感じることありますよね。
これこそ化学調味料(MSG)をたっぷり摂取してしまった証です。
食塩の3倍の塩分を持つ化学調味料!
外食では知らず知らずのうちに過剰な塩分を摂取してしまいます。
外食の後は、カリウムが豊富に含まれている食材を摂り入れて塩分を排出しましょう。

☆塩分排出方法は
カリウムは体内の塩分と水分をくっつけてくれます。 よって水分補給もしっかり。
尿や汗になって塩分を体外に排出してくれます。
☆カリウムが豊富に含まれている上位3の食材
1位 昆布、わかめ、ひじき、海苔などの海藻類
2位 豆腐、納豆、きなこなどの大豆
3位 切干大根、干し椎茸などの乾物
http://matome.naver.jp/odai/2136845612618700701 より引用
実はこのグルタミン酸ナトリウム、製造方法も怪しい気がします。
昆布などの天然の物が使用されているわけではないのです。
以下、ウイキペディア記事略---
“某調味料会社は当初小麦などのグルテンを加水分解し生産していたが、
コストが非常に高くつくため、石油由来成分による合成など様々な手法が試みられた。
しかし研究開発により廃糖蜜(サトウキビから砂糖を搾り取った残滓)などを
エネルギー源として与え発酵させてグルタミン酸を得る手法が安全性、
コスト面において優れることから、
現在ではこのグルタミン酸生産菌による発酵法が主流となっている。”
発酵法で得られるのはグルタミン酸であるので、
実際にはこれに水酸化ナトリウムを作用させている。
と言うことであります。水酸化ナトリウムは大変危険な塩基性の薬品であります。
これをパン、スナック菓子の生地を水溶液に浸けて、つや出し、食感に利用。
170度位の高温で焼かれると炭酸ナトリウムに変化し製品には残らない。
過去にラーメンのコシを出すために使われているかんすいの代用品として
使われていた時期もあったようですが、
現在は、食品衛生法により、食品添加物としての使用は条件が付けられているとの事です。
(製造用剤として認められているが、最終食品の完成前に中和又は除去することが
定められている。
財団法人日本食品化学研究振興財団)

知人のパンの先生から、ドイツパンのプレッツェルのツヤ出しに使うが、
劇物のため使用するときは凄く注意しなければならず怖いと言っていました。
ここまで危険なものを使用してまで食品に使う必要性があるのでしょうか?
また、地球環境も汚染していることは間違いないでしょう。
人間って本当に勝手なことをしていますよね。
食品作る側も、買う側も 利益優先や見た目重視ではいけませんね!

先日、環太平洋連携協定(TPP)参加国によって
関税撤廃に向けて大筋合意を迎えた事でありました。
TPPで農林水産物の八割以上の関税が撤廃されると、
より多くの外国産の食品が流入することになり、
ただ安さだけで残留農薬や食品添加物など食品の安全性に対して懸念されます。
食品添加物にもGM(遺伝子組換え)ものが増えてきており、
その多くは製造工程が不明な輸入品で表示されていないこともあり、
食品に使われていても私たちにはわからず、選ぶことができません。
GM作物のダイズとトウモロコシを原料にした乳化剤・ビタミンE・増粘多糖類などあります。
また、製造過程にGMを用いたものを添加物として作られています。
アステルパームなどの人工甘味料、着色料に使われるビタミンB2、
酸化防止剤に使用のビタミンC、
かつお風味のうまみ調味料に使用のイノシン酸、アミノ酸調味料などなど。
TPPによって外国市場が参入することにより、より製造過程や
添加物表記が緩和されわかりにくくなるなど、
ますます私たちの食生活の安全性は危うくなっていきます。

また、この1年間で21品目の指定添加物が増え、現在447項目が認定されているそうです。
以前に増して安価であるということに囚われずに、できるだけ国産の食品を求めることが
大切になってきていると思います。
行政への対応も一国民として働きかける必要性を感じました。

毎回調べていてちょっとダークな気持ちになってしまいます。(^_^;)

しかしこれからまた、TPPに向けて食と健康の和でもいろいろ勉強してこれらのことがらを
情報発信していきたいと思う次第です。

こころのかけはし祈りの和食と健康の和チーム
文責 福島仁志