こんにちは、
メンタルコーチのレーコです。
ブログをご覧いただきありがとうございます＾＾
嬉しいです＾＾
休職して半年が過ぎた頃だっただろうか、
療養の甲斐あって、調子の戻ってきた体が
片道8時間のフライトに耐えられると思い計画した旅行。
旅行といっても、LAに住む友人の家を訪ねるアットホームなもので、
次いつ来られるかもわからないから、
少し足を伸ばして、
20代の頃から行ってみたかったグランドキャニオン、セドナを周った。
見渡す限り広がる大地は、朝日が昇るのを待つ間はまるで海のようで、
全てを包み込んでくれるような、正に母なる大地だった。
あぁ、来られてよかった。。
でも、ここで私は自分の心の異変に気づいた。
「心が動かない。。」
あんなに行きたかった場所に来ているのに、
かなりの非日常体験なのに、
感動がない。。心が動かない。。味わえない。。
あまりにも優美な日の出に周囲から歓声が挙がったけれど、
その声は他人事のように私の前をただ通り過ぎた。
せめて目に焼き付けようと、いつまでも呆然と眺めていた。
すごく悲しくて、でもそうでもないような、、
何とも言えない感覚だった。
自分の気持ちがよくわからなかった。
。。思い起こせば、日常でもそうだった。
ここ10年くらいずっとそうだった。
楽しいことをしても、
一瞬は感じるけれど、すぐにスーッと冷めた。
心からの満足がない。満たされない。
今ならあの時、何が起こっていたのかがわかる。
あの時、私はポジティブ感情が止まっていた。
私は、幼少の頃、
生きるために「感情を感じてはいけない」という思い込みを持ち、
以来、辛い感情は感じずに我慢して溜め込んで走って来た。
もちろん、何か辛いことがあれば、
泣いたり喚いたりもしたけれど、
もともと、感受性の強い私は、
全てを感じてしまっていたら抱えきれずに
きっとここまで生きていないと思う。
だから、身を守るためにこの思い込みを持ってネガティブ感情にフタをした。
（無意識だから本人は気づいていない）
思えば、30を過ぎたあたりから、
感じてはいけない自分はどんどん加速していったように思う。
その結果、ポジティブも弱まり、やがて止まった。
ネガティブを止めればポジティブも止まる。
脳は、感情の区別ができないのだ。どんな感情も一括りにして認知している。
だから、楽しさを、嬉しさを、幸せなひと時を、
感じられなかった。
この原因を知って、私は少し安心した。
自分が不感症になってしまったのかと思って焦ったからだ。
それから、私は、溜め込んでしまったネガティブの本当の感情、
悲しい、寂しい、怖い
この３つを感じて減らしていった。
そうしたら、ポジティブも徐々に強まり復活した。
だから、あなたも安心してほしい。
不感症じゃない。
人間の仕組みだっただけ。
今できることは、
ネガティブな感情が湧いたら、
その下にある本当の感情である３つに気づいて、
そのまま受け止めて感じてほしいなと思う。
そうして、少しずつ、ポジティブを取り戻そう。
感情をありのままに感じられるということは、
それだけでとても幸せなことで、
あなたもそんな自分に必ず戻れるから。
まずは、
自分に感じる許可を出そう。
感じていいよ、もう止めなくていい、少しづつ楽になろう。
2020年1月～発信中。
心理学脳科学と宇宙の法則を統合し、
日常で使いこなすためのポイントをお伝えしています。
↓ ↓ ↓