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児島玲子のブログ

女性の釣りが流行っているという。

先週末は横浜でフィッシングショーが行われ、例年通り(昨年は震災の為自粛となった)大盛況で幕を閉じた

イベントに参加すると、それはもう!10年前と比べると驚くほど女性が増えた事を実感する。

各メーカーがイメージキャラクターとして起用し、テレビ・雑誌などに出演している女性が、今や数十名いる。

各ブースでのトークショーでは、女性が壇上に立つ姿をあちらこちらで見る。

メーカー各社は女性用ウェアが発売され、カラフルなウェアが並ぶ。

私のトークショーにも、見にきてくれる女性は年々増えている。

サイン会などに並んでくれる女性と直接お話をすると、実際に本気で釣りをしている女性が多く、今の釣りからレベルアップして、大物を狙ったり、テクニックを上達したい!という熱心な釣りファンが多い。

ここ数年は、メインステージで呼ばれると、「釣りガール?」「釣りドル?」的なくくりに置かれ、私の場合「元祖!釣りガール」のように呼ばれる事が多い。

釣りガールはわかるが、釣りドル??となると、「釣りアイドル」的な年齢ではないので違和感を感じてしまうが・・・

そもそもアイドルを目指してきた訳ではない。

15年前、私が釣りを始めてから今日まで、やはり女性が釣りメディアに出るのは、「お飾り」と思う人も多かった。

実際に釣りをしてみると、女性だからって出来ない釣りって、殆どない。もちろん、パワーの差はあるけれど、女性が楽しめない釣りなんてない。
こんな楽しい遊び、男性だけにさせているのはもったいない!

お飾りではなく、お荷物にならず、性別や年齢の垣根を越えて楽しみたい!誰だって楽しめる遊びにしていきたい。

そして、そういう風に楽しむ女性が増えてきた事を、本当に嬉しく思う。

壇上に上がる時は、いつも思う。ここで何を伝えるべきなのか?
メーカーから商品アピールを頼まれる事もある。もちろん、仕事だから当たり前。

けれど、商品はあくまで、釣りを楽しむツールに過ぎない。

釣りを通じて学んだ事は、決して魚を釣る為のテクニックだけではなく、自然や生き物に対しての思いやり、人との出会いや繋がり。

学校では教えてくれない事、それを実体験を通して実感してもらいたい。

来年も同じ時期にフィッシングショーが行われ、また会場に行こう。その時までまた一年、ステージに立たせてもらえるよう、良い経験を積み、発表したり、伝えるべき事がある一年を過ごしたい。

寒いのが苦手な私は、真冬は釣りに行く回数も減ってしまうけれど、こうして会場に行くと、いやいや寒がっている場合ではない!今年も頑張らないと!という思いを強くさせられます。

後輩達も頑張っている。一人では出来なかった事が、こうして人数が増えると、今までにないパワーになる事もある。

一年一年の積み重ねが10年になり、今日こうして変わりつつある現実を感じる。更にまた10年、20年、いつか、「釣りは男性の遊び」という観念が変わっていく日があるのでしょうね。



HP更新しました
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自分で言うのも何だけど・・・

今日作った丸いかのイカ飯が旨すぎて、料理のページを追加しました

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