3月5日(土)は、Miss Pole Dance Japan 2011大会でした。
≪結果など、すべてこちらの公式サイトからごらんいただけます≫
MISS POLE DANCE JAPAN
http://www.misspoledance-japan.com/
2008年末に開催してから、ものすごく忙しく、スタッフが足りず、また資金的にも難しく、
プラス世界大会が毎年開催の基盤をととのえている最中で・・・
ミス・ポールダンス日本大会というものが、World Pole Sport Fitness大会の
いわば国別予選というか、各国の代表を選ぶための大会であることもあり、
本部(UK)からの情報が安定するまで、なかなか開催に至れませんでした。
多くの国内ポールダンサーの皆さまのためにも、もっと早くに開催したかったのですが…
ひとえに私の力不足で、申し訳ないと思うばかりです。
今後、努力を重ねて、毎年開催を目指したいと思います。
運営方法や、告知方法など 大幅に見直し、
少しずつ、より多くのダンサーさんに、そして世間の皆さまに「面白いじゃないかすごいじゃないか
夢があるじゃないかこの競技!」と思ってもらえる一助になれれば と思います。
審査員の素顔や、集まってくださった選手たちのお写真、演技のお写真など
あらかた材料もそろいました。
大震災とそれに続くいろいろな事柄がまだおさまらない中、不謹慎といわれて
しまうかもしれませんが、
大会で真剣勝負をしたすべての選手、予選に来てくれて緊張の中全力の演技を
してくれた選手たちの写真を見るにつけ、これをいつまでもお蔵入りにはできないと
思いました。
また、自らを鍛えることで、全く新しい空間を作り出す女性たちの姿は、
美しくも、勇気を与えるものだと思います。
「もうだめだ」「限界だ」と思ってあきらめたら、もうそのダンサーにはより上の
ステージはありませんから。
自分との戦いに挑み続ける、というスピリットは、これからの私たちに必要なもので
それを示してくれるアスリートたちを、私たちWorld Pole Fitness Sportの加盟国は
心からリスペクトしています。
それでは、
ちょっとずつ、時系列で、大会の裏表、つづらせていただきます。
【3月3日】
ひなまつり。この日は、TAMMYたちカナダ勢と、SIMONAたちイタリアン勢が
成田空港に到着する予定でした。
ところが、TAMMYの1歳になる赤ちゃんが、空港に向かう途中にものすごい体調を
崩してしまい、病院に行かないと本当にやばいという状態に・・・
結果、TAMMYたちは飛行機を逃し、翌日の到着に!!!
「本当にごめんなさい」というTAMMY。しかし小さな赤ちゃんが嘔吐し発熱し脱水症状を
起こしていると聞いているのに「いいから来い!」とはどうしても言えませんでした。
ひょっとしたら、予選には間に合わないかもしれない・・・
選手のみなさんに、本当に本当に申し訳なかったのですが、事情をすべて説明し、
謝罪し、VANILLA、SIMONAの2名で予選はジャッジすることとさせていただきました。
急に他の審査員をたてることも考えました。
たとえばREIKOもCRYSTALもポールダンスには当たり前ですが精通しており、
ジャッジするスキルはありますが、REIKOだと、他ポールダンススタジオのインストラクター
さんなど逆にそれで余計に不安になってしまうかもしれず、
またCRYSTALは 次回世界大会で、新・日本チャンピオンのライバルとなる存在です。
無理に代理審査員を加えるのではなく、あえて二人での審査、ということになりましたが
エントリーを取り消す選手の方はひとりもいませんでした。
同日午後、もうひとりの海外審査員、
イタリアン・ポールダンス・フェデレーションのCEOである
SIMONA NOCCO と、旦那さま=BERNARDOが 無事到着。
新宿近辺で予約しておいたホテルにご案内しました。
そして、夕方から、ちょっと東京の町へ繰り出そうということに。
REIKOさんは、2010年チューリッヒの世界大会で、
同じ審査員として仲良くなったSIMONA。
私は、東京でほんとに数分だけお話しただけだったのでやや緊張しましたが、
会った瞬間に 花開くような笑顔で 抱きしめてくれて、
なんか一気にほっとしました。
記憶にあるよりずっと背が高くて、そのくせかわいらしいひとでした。
(メールではけっこうやりとりしてたんですが・・・)
(それにしてもイタリアなまりの英語ってとってもかわいい・・・!)
そして、一緒に来日した シモーナの旦那様・ベルナルド氏・・・
濃い! 背が高い! イケメン!
SATCの MR.BIG にちょっと似てる!!
↑ 読めるかな この書きなぐり漫画・・・・
イタリアでは というかローマでは 2つぐらいしか電車の路線がないそうです。
なので、ホテルのすぐ横にある 地下鉄の駅に彼らはものすごくワクテカしていたそうです。
でも、私たち日本人にとっては 長旅のあとで お疲れのゲストには
タクシーでちゃちゃっと繁華街に行って ごはん食べてもらったほうがいいのだろうと思えたのですが
「タクシー」という単語を口にした瞬間
彫りの深い二人の顔が
「超ガッカリ」
を見事に 表現したので 電車で移動しました。
そして 新宿のラーメン屋にたどりつきました。
メニューを見るシモーナとベルナルド。
シモーナ「日本食はスシしか昔は知らなかったんだけど、
一度ラーメンを知ってからは もう夢中よ!!」
ベルナルド「……(日本のみならずアジアがはじめてのためメニューなども興味津津らしい)」
ラーメンには かなり満足してもらえたようでした!
でも、シモーナ ラーメン好きなのに メンマの存在を知らなかったようで
おそるおそる食べて
「噛みきれないわ・・・!」
となって、
"Uh, Not for me...(あえて直訳:これは私のための食べ物ではありません)"
と言ってました。
つづく。
(すみません記事のテンションがはじまりと終わりでだいぶ違います・・・)