私はホラー漫画、小説、映画が好きでよく観るのだが、ジャンルはサイコホラーが1番好きなんだけれども、サイコホラーは難しいのか、私の探し方が悪いのか、漫画、映画共になかなか良作には出会えない。
なので、観たいときは数少ない同じ良作を何十遍と観ることになる。『ローズマリーの赤ちゃん』などは何回観たか知れない。他のものも観たいが無いから観られない。観すぎて、序盤に出てくる漢方薬みたいなのを入れた変な小さいカゴのようなペンダントが欲しいと思ったくらいだ。ちょい前は『ブラック・スワン』もなかなか良かったと思う。
長年好きなホラーの中でも、ただ化け物が出てくるのや気持ちの悪いものが出てくるだけのもの、お化け屋敷系(❔)アメリカン・スプラッタなものが生産数が圧倒的に多いのだが全く好きでない。そういうホラーは大概、本筋が曖昧で目的が怖がらせる以外よくわからない、納得できないストーリーがほとんどだ。でも意味のわからないものでも何だか好きになるのが、伊藤潤二の『富江』。あと諸星大二郎のホラー漫画(だいたいホラーに見えるのだが)。
『富江』はやっぱり漫画の富江が1番、実写は観たけどやっぱりパッとしなかった。誰が演じてもなんか違う。腑に落ちない。富江の目的が未だにさっぱりわからないけれども、あの魅力、美しさ、可愛さは他の漫画の女の子の誰より私には群を抜いて1番だと思っている。私も何度富江みたいになりたいと思ったことか。でもやっぱりならんでいいかな…『キャリー』に似てるけれど、可愛く無かったし性格も悪くなさそうだったけど(ジメジメしてるが)あんまり好きになれなかった。
伊藤潤二さんが描くホラーはギャグすれすれで、実写にすると面白くなってしまいがち…が、漫画では恐怖なのに後味が軽いと言うか、他の追随を許さぬどんなわけわからん状況もキッパリ言い切ったスタイルで、潔く、スッキリした読後感が爽快。
読後感といえば最悪だがやっぱり好きなのは山岸凉子さんのホラー漫画。サイコホラーと幽霊のホラーを兼ね備えられるのも天才ならではの技。
ああ言うの描ける人他にいないかなあ。