reiko243のブログ
冴えし大気を降ろす朝
指先凍る冬枯れの
朝のキャンパス
心地よく
香り引き寄せ梅が咲く
隙間に描くけむる空
震えるように咲いてゆく

枝垂る梅の鮮やかさ
春の温もり抱いて咲く
冬の寒さを切り裂いて
ひとりゆるりと走りゆく
枝垂れし梅の春を呼び

寂しき人に寄り添う時の
空に祈りて花ひらく
揺れる水面に筋を引き
V字を見せて泳ぐ朝
鴨の目覚めの朝の景
遠く墨字に染める時
忘れし時の温もりを

破れ雲裂くひと時は
山並み憂いの寂しさに
目指す箕面の路をみる
寒さ凍らす冬の朝

朝の灯りも散りばめて
息も切れたり走りる朝
指先凍る風寒く
静寂寄せたるキャンパスは
静かにしずかに明けてゆく

