不老不死は人間の退化? | 破壊と創造、新しい地球へ

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受け入れられない愛する人の死を物質として捉え昇華するか、もしくは不老不死が究極の死の恐怖の克服なのか…





身体の老化を感じたり、歯の欠損などでリアルに不自由さを感じると、老化を止めたいとか若返りたい、再生したいとか思うけど、永遠の命は逆に時間を無駄にしそうでイヤだな〜と思いました。





不老不死はエゴが増大するし、人としての成長を妨げるし出生率も下がるしで人間としての質の退化な気がした。





例えば、病気を克服する事で永遠の命を手に入れたとしても、事故などで亡くなった場合は命は消滅して2度と逢う事は出来ないだろう。




輪廻転生の概念を信じているのなら、来世又逢おうねと約束した人は姿を変えて再会する事も出来るのだ。




そう考えると、家族というものは前世からの約束があり縁が繋がりが強いのだと思う。夫婦は離婚したら離れる事も可能だけど、親子のカルマはとても深い気がする。




亡くなった人の身体をその人らしいポージングを決めて物質化するお仕事。思い出は物質で残さなくとも記憶の中で生き続けると思うのだけど。






なんだかアークの映画のボディーワーカーみたいだなと思いながら私はビニールハウスの中でピーマンが美しい姿で成長出来るように紐で操った。