本日のトピックは、縄文人から再びサルに戻ります。
▼ 食べ物で腸内細菌が変わる
先日までの調査では、サルと同じものを食べていた古代人には難病はなく、サルと違うものを食べている現代人には難病があるということがわかってきました。
興味深いのは、動物園のサルの腸内細菌を調べると、サルにもかかわらず腸内細菌がヒト化する。
例えば、腸の健康を保つため市販のヨーグルトを与えると市販のヨーグルト菌が増える。
知らなかった!!
▼ 伊豆シャボテン動物公園
<静岡県沼津経済新聞 2019年から>
立冬にあたる11月7日から、チンパンジーの風邪・インフルエンザ予防としてヨーグルトが与えられている。
同園が冬場にヨーグルトを摂取させるのは、おおよそ20年前から。
この冬はさらなる健康増進を図るため、対ウイルス免疫の司令塔細胞(pDC)を活性化させ、免疫の根本を強くするとされる、プラズマ乳酸菌を配合したヨーグルトを採用。
園内に生息するチンパンジー9頭に1日おおよそ200ミリリットルの「のむヨーグルト」を与えている。
◎ 感想
チンパンジーにヨーグルトを飲ませているのは、風邪をひきやすいから。普段から炎症を起こしやすく抗生物質を飲んでいるため?
動物園で生きるチンパンジーを野生の森に返したら、どうなるのでしょう?
野生猿と同じような健康状態を取り戻すことができるのでしょうか?
▼ 野生のサルと動物園のサルの食事事情の差
2016年のアメリカミネソタ州大学の研究で次の3項目が判明しています。
1)) エサの多様性は、動物園の飼育だと極端に低下する。
日本で栽培される野菜や200種類ほど(地域独特の野菜も含まれる)
スーパーでは、年間を通じて40-100種類。
コンビニが主食になっている人の野菜の種類は、30種類以下になってるかも。
動物園のサルの野菜の種類は、地元スーパーと同じなような気がしません?
野生の場合、住んでいる地域のありとあらゆる種類の木や草、シダなどの葉、実、皮、根、コケなど、毒のないものならなんでも食べる。その種類はスーパーの何倍もあるに違いありません。
2)) 植物繊維の量が減る
・野生のサルは、野菜というよりも木を食べている。自分で選べて食べ放題です。
動物園だと、出されたものを食べないと、ほかに食べる植物繊維がない。
・狭い場所なので活動量が減り、食べる量も減る。
▼ 一度失ってしまった腸内細菌は戻ってこない
動物園のサルが、市販のヨーグルトを食べると、ヒトの腸内細菌に近づく。
だったら、例えば漢方薬を飲むとき、葉も食べれば、サルの腸内細菌に近づくのでは?と希望の灯がともったのですが・・・。
サルには、もともとビフィズス菌のようなヨーグルト菌がある。
でも、ヒトの腸には、サルが持っている木の葉などの不溶性食物繊維を食べる腸内細菌がいない。稀に持っている人がいても、ほんのわずかしかいない。
ヒトは、いつ不溶性食物繊維を食べる腸内細菌を失ってしまったのでしょう?
続く・・・


















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