日本刺青
徒然なるままに
子どもの頃の強烈な体験
家のお風呂が壊れて、おばあちゃんと行った下町の銭湯で
長い艷やかな黒髪の女性
年の頃は30代かな?
後ろ姿に目が釘付けになった
「おばあちゃん、あの人背中に絵が描いてあるよ、綺麗だね」
多分私はまだ小学校に上がる前
もう50年以上前の出来事なのに
あの女性の滑らかな肌や美しいくびれ、そして「和彫刺青」
今でも鮮やかに思い出す
美しいものは記憶に残る
パパ
パパが肺癌で死んだのは去年の12月6日
さして仲良くもなく、こどもの頃遊んで貰った思い出もなく
ただ私が離婚して子連れで出戻ってから
お金の面でもお世話になったし、息子の習い事や学校行事なんかにも随分参加してくれた
習い事の待ち時間に一緒にお茶してハワイのこと話したり
パパにハワイに何回連れていって貰ったかな?
楽しかったね、海キレイだったね
パパ、天国に行ってしまってもう半年もたったよ
あまり思い入れがないなんて考えたこともあったけれど
急激に寂しくなることがあるよ
パパとの最後の思い出
余命宣告されたあと、去年の11月14日
パパのベッドの側で私のスマホのアクセサリーいじって遊んだね
何か話すと涙が溢れそうで
何も言えなかった
あの場面、パパの顔 忘れない
私だけの思い出
パパ、ありがとう

