きゃべつ

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妹がふざけて、めちゃくちゃに操作した自転車の後ろに乗っていて横転。顔面からアスファルトに突っ込み前歯2本を折る大怪我のその後。

変色していびつな形になってしまった前歯は私の最大のコンプレックスになった。話していれば相手に必ず見られる。ちょうど多感な時期にもなり、人前で歯を見せて笑うのにとても抵抗を感じるようになった。

怪我をする前は無邪気に笑っていたのに、あの日から変わってしまった。

小学校、中学校、高校、専門学校の卒業アルバムにはみんなが笑顔で写るなか、無表情で口を固く閉じた私がいる。

それだけコンプレックスだったのに歯科で治療して綺麗な歯にするという発想が私には一切なかった。

30代半ばになり友人から「女の子なのに治療も受けさせてくれないの?ひどい親だね」と言われ、そこで初めて「治せばいいのか」と驚いた。

小さい頃から、よほどのことがなければ病院には行くものではないという考えが当たり前だった。

大抵のことは我慢、辛くても耐えるのが日常だった。なぜなら「こんな私に無駄なお金をかけるのはもったいない」が普通だったから。