およそありとあらゆる生き物は、
産まれた時よりもその命が終わる時まで、
生きている間自分の存在が、
次の世代の同種の生き物のみならず環境が良好になるように
ノウハウを提供するために生きている。

かつての恩師が教えてくれた、
「なぜ、あなたは生まれてきたか?」に対する一つの考え方である。

 

思えば、私が生れた時よりも世の中は遥かに便利になっている。
より多くの情報を取得することが可能で(埋もれてしまうほどだが)
より多くの判断を行える。(間違っていることのほうが多い)
さらに、より多くの方々とやりとりし(迷惑をかけている可能性もある)
一人でやるよりも大きな事柄に携われるようになった
(迷惑の拡散そして肥大化)うずまき

そんな中で、

昭和の名残とも思える銀行のATMなどをめぐるリテール金融の様変わりが激しい。
コンビニATMの台頭、レガシー的な金融機関の支店の統廃合、
キャッシュレス化と、省人化・自動化・オンライン化
への変化は速くなってきているように思える。

ネットバンキングは、スマートホンにより、
発展し、初期のATMが保有していた機能の殆どは
「手のひら」に収まってしまった。ロケット
 

もはや、スマホアプリで行えないのは
「現金の入出金」くらいではなかろうか?

リテール金融も3年位前に流行った「フィンテック」の一角をなす。

ここにおいては、“決済”という「お金とモノ・サービスの交換」を
「どう・誰が・どこで」取るか という争いが絶え間ない。

(ちなみに、お金とお金の交換を「為替・両替」という。
~両者の違いは現金の移送を伴うか否かで別れる~)


実はこの、“決済”であるが、かつては
資金の源泉(財布のようなもの)の存在をどう証明するかという部分と、そのデータの所有者が正しいかという“認証”で別れていた。
資金の源泉に関して言えば、与信を第三者が保証してくれれば
クレジットカード、そうでなければキャッシュカード・デビットカードのような形で、与信や財布の管理人がその存在を証明していた。
(故に決済手数料が徴収される)
この資金の源泉の存在は、生体認証技術によって、
実は個々の生体に帰属させることが技術的に可能だ。

当然ながら、これは極めて大きな決済手数料の源泉となりえ、
また法令は別として技術の上では国境をまたげるので、
国際ブランド(VISA,JCB,MasterCard,Amex,Diners)
留まらずデータ管理の点からも,
し烈な争いが”決済端末~認証技術”まで起きている。

決済端末や所謂●●ペイに関しては、
消費者という極めて大きく不確実な変動要因があるので、

自己利用はともかく投資対象として選定しがたい。(広告費も重い!)
しかしながら、生体認証に関しては、新型コロナ禍により接触型は潰えた、もう、静脈も指紋に積極的なモメンタムはない。
(気持ち悪くて触れない)

むしろ、(現時点で)非接触型の顔・虹彩・声紋・耳介・行動・DNAの中で、
どれだけ短い時間で、
どれだけ正確に他人を排除し、
その人本人を特定できるかという上流技術は、
かなりの技術価値になると思われる。

日本ではNEC・Panasonicが先行している老舗、
SoftBankが注力していたSenseTime

米商務省によりブラックリストに入ってアウト。ネガティブ
(参照:

 

 


あとは、明日5月31日に上場するとされているトリプルアイズ社であろうか・・・。

 

 

海外企業と伍していけるか、技術系のトーナメントでもあればいいのに・・・。

その他の虹彩認証などに関しては、情報収集中である。

 

写真は、新橋にある沖縄料理のお店「源さん」の金曜日限定メニュー

「牛そば」。