検査結果

クラスⅤ  浸潤癌
扁平上皮癌


クラス分類でいえば、1番悪いやつ。
ガチガチのガン。
まごうことなきガン。
ⅢだったのがⅤになった、、


程度の差こそあれ最初の一歩は
皆一様に、ショッキング。


ここでできる手術ではないということで
先生が病院をいくつかあげてくれた。
トラケをやってる病院ばかりだった。
前回のことを考慮してくれて。

その中には、
もしトラケ出来る可能性があるとするならばここにしようと決めていた大学病院の名前もあった。

実は先生は、
候補の中の別の病院の先生に
私のことを話してたらしく、
もし転院したらよろしくね
と言ってくれてたそうで、
先生の信頼している先生に
お願いしたいのはやまやまだったが
家からの距離と症例数の多さで
結局K大学病院に決めた。

先生は、嫌な顔ひとつせず、
あなたみたいな人(浸潤癌)は、
きっと優先してやってくれるよ。
心配ないよ、頑張ってね!
と笑顔で言ってくれた。
良い先生😭

紹介状をお願いして、
家に帰りながら仕事中の夫に連絡した。

やっぱり、ガン確定だって。

家に着いてすぐ大学病院に
予約の電話を入れた。


親にも知らせなきゃいけないけど
なんて言えばいいんだろう。
遠く離れて暮らしている
田舎の年寄りに。

酷だ。悲しむだろうな。
ほんと私は親不孝だ。

親の顔を思い出すと涙が止まらず
その日は電話する勇気がなかった。



仕事を早退して帰ってきてくれた夫は、

よし、ひとまず、飯を食おう。

と言って、2人分の弁当を広げた。


あまり食欲はなかったけど
普通に完食した。

こんな時でも
やっぱり見事に食いしん坊だった。

ペローん。