あるいた。歩いた。歩いて歩いて歩きまわった。
晴れやかな空の下、たくさん歩いた。
竹と竹が風で当たり とても 芳ばしい音がする。
陽のひかりに 葉がきらめいて 木と木の間の空間が蜃気楼のように 振動して揺らめいている。
遅めの昼食をとり 今度は海辺へ。落陽の美しさに感嘆の声をあげて 夕陽の色彩の移り変わりに うっとりする。
んん?? はるか水平線を見ると船ではない 何か。
月だ!
はじめて見た。月が昇るところを。
しかも満月。
灯台の光が 日没と共に しっかりとした光彩に変わっていったが 何よりも 月の たふたふとした豊かな姿と輝きに勝るものはなかった夜。
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