夢はない

目標もない

目的も良く分からない


やりたくないことたくさん

やらなきゃなことそれなり

やりたいこと?ある時はある

ないときはない

何もしたくないくらいに


苦しみは日常的に

悲しみは突然に

虚しさも時たまに

楽しさは気づける時だけ

余裕があるって思える時だけ

多分ね、多分


誰にも言えないこと

誰にも言わないこと

誰かに言いたくて仕方ないこと

誰にも伝えようのないこと

特定の誰かだったりなかったり

誰でも良かったり良くなかったり


会いたいのなら会いに行けよ

なんて思いとは裏腹に

会いたい気持ちをぐっとこらえて

残る気持ちと募る思い

改めて今なのか考えてみろバカやろう

なんてね


自分だけの話じゃない

だけど自分の気持ちは今ここに

自分しか知らないホントんとこ

折り合い?兼ね合い?なんて言い訳かい?


小さな楽しみが膨らんでいきますように

今よりもっともっともっと


僕だけの話

僕の中のお話


期待、願い、願望

そんなもので縛り上げることないよう


フラットに

それこそふらっと

あなたに会いに行ける日を


自分に対する御褒美として与えられるように

私は日々を色濃く過ごし

今よりもっとずっと育てていくよ


全て


嬉しいことも悲しいことも

きっと忘れる 変わらず忘れる


今覚えていることも

覚えていられる自信はない

覚えていられる保証もない


何度も忘れてきた

いくつも忘れてきた


また思い出すこともあるだろう

忘れてなかったってことだろう


忘れたからまた歩けた

忘れたから続けられた


思い出す度にハッとして

忘れちゃいけない 覚えていようって思っても

それでも忘れてしまうことなんてざら


忘れたくて忘れたんじゃない

落としたくて落とし物はするんじゃないですし


大切なことの切れ端は心の奥底に残ってる

何度忘れても大丈夫

浮き上がるよそれがある限り


俺が覚えていないことだって

誰かの記憶にあるなら平気

逆だってあるんだから


またやっちまったと思い出しては思うこともあるでしょう

もうやるもんかと思うでしょう

もう絶対忘れないと思うんでしょう


それでもまた忘れてしまうことは多々あるでしょう


背負えることは一握り

ただそれだけのこと


今手放したことは捨てきったってことでもないよ

そのときそのときを真剣に過ごしてた

それなら仕方ないってこともいくらでもあるさ


忘れては思い出して積み重ねて

足して引いて、欠けてたら補って

変化して変化して


元の形なんかとうに忘れてしまったとしても

それでも価値ある意味あるものがそこにあるから


忘れても忘れても大丈夫

人はそうやって生きていく


全部覚えていられる人はいない

人はそんなに背負えない


人は強くない

それだけのことだよ


悲しくなるのは簡単だ


簡単だ


思い出せばいい

あの時のことを


想像すればいい

失うことを


悲しいのはごめんだ

優しく自分に語りかける


悲しいけれど

悲しさは今どこにある?


悲しむ準備はいつも万端

簡単に簡単に悲しみはやってくる


過去にもあった

未来にもあるだろう

今はどうだろう?


悲しいな

悲しいよな

確かめてみる


もう歩けないかと言われても

歩いてきた自分はここにいますし


悲しく寂しくそれでも生きて

悲しさと寂しさと寄り添って生きて


気付いた時にちょっとお別れ出来て

その時に得たもの


また悲しさが帰ってきた時に紹介してあげようかなって


悲しさが感じられないのは寂しいよ


何かを感じていたとしても

何も感じてないと思うほかない瞬間は確実にあって

何も知らない

何も思わない

何もない

連なる言葉に身を寄せる


気持ちの悪さ

居心地の悪さ

その元凶ってやつは

心の奥底に潜む病巣なのかもしれんが

それはそれで大切なものな気もする


心の叫び

悲鳴

声にならない声

聞き取れるのはオレだけ

拾えるのはオレだけ


苦しくて苦しくて仕方ない

ギリギリは実際には身近にあって

鈍感すぎる自分が気づけてないだけ

そんな気がするんだ


境界線辺りをふらついては

スリルなんかで生きた実感味わってる

病気も病気

特効薬なんてない根深いやつ


嘘をつくこと

嘘をつかれること

嘘に巻き込まれること

嘘に付き合わされること


嘘だらけに思える空間 そんな世界に潰されそうで

それは単なる思い込みなのかもしれないが

ダメなもんはダメ その場所から即座に逃げ出したくなる


ホントや本音

それだけでやりあいたいってわけじゃないけど

あまりに不毛に思えるやりとりに思えて

馬鹿らしくなってくるんだ


もういいだろ?

もう良くないか?

もうやめにしようよ


そんな言葉を飲み込んで過ごす

出したところで

後天などありえない


嘘にまみれて

嘘に犯され

嘘で固められた現実


違和感が残ってるならさ

同じように頭が痛いならさ

どうかサインを出してほしい


この抜け出さないか?

この声は届いているかい?

このサインは見えているかい?


返事はいらない

欲しいのはそれじゃない


どいつもこいつも優しすぎて

どいつもこいつもいったいどうしたってんだ


どいつもこいつも優しすぎて

どうにもこうにもないよ、言えないよ


知らん間に囲まれてた

知らんかったとか恥ずべきことだ


いい奴がこんなにもいる

何がいいんだ どこがいいんだ と問われたら

答えられることも 答えられないこともあるだろうけど


いい奴すぎて辛くなる

そんなこと言って何になる

そんなこと言われても困るだけ

辛くなる 辛くなる


自分と比べてしまうから

自分にないもの見つけちゃうから

悲しくなる 悲しくなる

悲しさ見せたら心配される


いい奴すぎて困り果てる

いい奴すぎてイヤになる

いい奴すぎて泣きたくなる


とってもいい奴

大事ないい奴

大事にしたいいい奴


側に感じられるだけで満足な奴

俺はそんな奴


ねぇ

今の距離で今は十分だよ

ねぇ

じわじわと僕からそろそろ

近づいていくからね


待ってなくてもいいよ

でも

待っててくれると嬉しいよ


そんな都合のいい奴