ストレッチをしてもなかなか柔らかくならないのは?
筋膜の働きの「形状記憶」が原因かも!
そもそも、人間の身体を形作っているもの、それは筋膜です。骨は身体の支柱として存在しますが、骨を身体から抜き出して積み上げようとしてもできません。
筋膜の張力がお互いに引っ張り合うことで身体は支えられ、形成されています。テントに例えると、テントは骨組があり、それを布とロープの緊張で引っ張り合って支えることで形を作っています。同様に身体にも骨があり、それを筋膜のコラーゲン線維と弾性繊維の緊張により引っ張り合って支えることで形を保っています。このように筋膜は、地球の重力とバランスをとりながら、身体を支え、形作る役割を担っています。
上記のように、皮膚が身体の外側を覆っているように筋膜は身体の内側の骨・筋肉・臓器・神経・血管などを覆い支えています。姿勢を維持しているのは骨ではなく、筋膜です。
つまり、筋膜は「姿勢を形状記憶する組織」なのです。
良い姿勢・正しい姿勢をキープしようとしても、しばらくすると元の歪んだ姿勢に戻ってしまうのは、筋膜がねじれて固まり、歪んだ姿勢を固定(形状記憶)しているからです。
縮んでねじれた筋膜が姿勢を歪ませているのです。筋膜のネジレを解消しない限り、歪んだ姿勢にすぐ戻ってしまいます。そして、筋膜は全身に繋がっているため、どこか一部で固まってしまうと全身に影響を及ぼしていきます。
筋肉をしっかりストレッチしても、筋膜がねじれていればすぐにもとの姿勢に戻ってしまいます。それが柔かくならない原因かも?
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受講者の声
スプリッツが出来ない娘がいます。親子で毎日ストレッチをがんばってもなかなか出来ませんでした。全然体が柔らかくならなくて本当に悩んでいました。そんなときに先生の整体院にお世話になり、バレエケアメソッドを知り、全然痛くないので、これなら毎日私がしてあげれると思いました。今では毎日のストレッチが楽しくなっています。あともう少しでスプリッツが出来そうです。
ご感想ありがとうございました。