・・・すげえ、全然ブログ更新してねえよ。

まあ見る人なんて皆無なんだろうけど。


で、前回書いた『嘘を吐いた記憶の物語』のやつ。全部やったぜええええ!


おっそ!っと思った人は、大正解。


ずっと放置してたんだよなあ、このゲーム。千代さんとこよみちゃんのルートが怖すぎて、ギブアップしちゃったもんだから。


で、唯一見てなかった妹ちゃんのゆうきちゃんルートは、そこまで怖くなかったですねー。

・・・まあ、目のなくなった遥には、度胆をぬかれましたが・・・。


しかし、最後までやった感想ですが、なんか後付された印象が強いですね。


千代さん、真夜さんやゆうきちゃんの哲学の解説には感心させられるばかりですが、どうしても時雨(主人公)の力があるからと言って、少し無理があるのでは?と思うことは多かったです。


こういうのを信頼できない語り手といいます。信頼できない語り手とは、語り手が幼い子ども精神異常者記憶が曖昧な者、読者をだます目的がある者の語り手のことを総称して言います。


『嘘を吐いた記憶の物語』の場合、主人公は、記憶喪失である、つまり記憶が非常に曖昧な者なので、これに当てはまるかと思います。

そして、読者、プレイヤーをだます目的がある語り手であると仮定すれば、そこまで不自然ではありませんが、それでもこよみちゃんと、ゆうきちゃん、主人公の関係を、登場人物の言葉を鵜呑みにすることはできません。


それに、前半ではすんなり進行していったシナリオも、なんだか後半から「ん?」という感じになるのがぬぐえなかったです。


まぁ、それを抜きにしても非常にいいゲームです。たぶん、ノベル?ゲームとしては最高の出来です。


グロいのが苦手ではなければ、ぜひ!グロいのが苦手でも、音を消せばできる(たぶん)