リフィルの入替(ジェットストリーム化)
ボールペンの不思議なところは、新しい技術のインク(芯)は新しいボールペン(軸)にしか与えられないこと。そして、高級軸と言われるシリーズには、新しいインクが用いられるケースが少ないことです。三菱鉛筆(uni)のピュアモルトシリーズも、メイングレードとなるSS-1025やSS-2005には旧来のインクが使われていて、同社のパワータンクやジェットストリームは使われていません。(キャップ式のSS-5015-P10には、パワータンク芯が使われていたり、 ピュアモルトジェットストリームインサイドという商品が出ていたり ゲルインクボールペンもラインナップしていたりと、 まるっきり新しいインクの採用がないわけではないですが・・・)では、SS-1025やSS-2005に、パワータンクやジェットストリームを組み込んでみましょうというのが、今回のテーマです。まず、互換性のチェックSS-2005のSJ-7とパワータンク芯(SJP-7)は完全互換ですSS-1025のS-7Lとスタイルフィット用のジェットストリーム芯(SXR-89-07)は長さ互換ありちなみにS-7SとSXR-80-07も完全互換で、これを使ってジェットストリームインサイドができています。次にやり方です。SS-2005の場合、パワータンク化・・・SJP-7と入れ替えるだけです。ジェットストリーム化・・・SJ-7は、先端から太鼓部まで(3mm径)軸部分(5mm径)となってます。 形状合わせのため、5mm径のプラパイプ(58mm)に、SXR-80-07を差し込み、ノック部までのつなぎに 使い切った芯の切れ端(12mmほど)を取り付けます。 実際には、ノックはプラパイプ側が受けているので、切れ端は芯の沈み込み防止用ですね。 SXR-89-07のほうがインク量も多くおすすめですが、そのまま入れると2~3mmほど足りなくて ノックしたとき、芯が出てきません。---プラパイプに芯を接着すればいいのでしょうけど。SS-1025の場合 SXR-89-07には、ノックを受ける羽がついていません。 半田ゴテ等で軸をつぶす方法もありますが、簡単なのはメンデイングテープを軸に影響しない 程度に巻いてしまうこと。 これだけで、ジェットストリーム化できます。 S-7Lは、他社の互換品も含めて採用品が多いので、利用範囲も広いです。 うちにあるSuicaペンギンのボールペンもOKでした。ゲルインクボールペン(UMN-515)の場合 このペンに使われているUMR-85Nは、ジェットストリームのSXR-7の太鼓部までの 径と太さが同じなため、SXR-7を入れられます。 各社の水性ゲルインクボールペンもほぼ同じ仕様のようなので使えそうですが 水性ゲルインクは、発色、カラーインク等の魅力が多いので、無理にインクを 変えなくてもいいかなと思うようになりました。理想的なのは、SXR-7をSS-1025に組み込むことですが、太鼓部を膨らませて、軸受けまでを延長してとハードルが高いのが問題です。メーカーで作ってくれればいいのにと本当に思いますね。