最近、高齢者の転倒事故が増えていると聞きましたが、本当でしょうか?

はい、実際に自宅での転倒事故が多発しています。

その原因の一つが「体の重心の位置」にあります。

多くの方が膝を中心に動いてしまっており、それが膝の痛みにつながっています。

しかし、本来人間の動きでは「股関節に重心を置く」ことが重要です。

本日は、膝に負担をかけない立ち方、歩き方、立ち上がり方についてお伝えします。

また、バランスボードを使ったエクササイズについてもご紹介しますので、ぜひ参考にしてください。

1.姿勢の改善方法

多くの方は、膝をピンと伸ばし、かかと側で立つ癖があります。

しかし、これが膝や腰への負担を増やしているのです。

まず、正しい重心の位置を確認してみましょう。

軽く膝を曲げる。

上半身を少し前傾させる。

手を軽く振りながら上体を倒す。

この動作をすると、自然と股関節に重心が移動し、手が軽く感じられるはずです。

この姿勢を意識すると、膝や腰への負担を軽減できます。

長時間立ち続ける場合は、膝を少し曲げ、母趾球(足の親指の付け根)で体を支えるようにすると、負担が軽減されます。

重い物の持ち上げ方は、母趾球で地面をしっかり捉える。

腰を反らせない。

足幅は状況に応じて変える。

持ち上げる際は、膝を軽く曲げ、背筋を伸ばしたまま持ち上げる。

椅子からの立ち上がり方は、腰を反らさず、前傾姿勢を意識する。

母趾球で地面を押しながら立ち上がる。

慣れてきたら、手を使わずに立つ練習をする。

歩き方は、つま先をまっすぐにする。

軽く膝を曲げ、母趾球から着地する。

骨盤を安定させ、目線がブレないように意識する。

この歩き方を身につけると、膝や腰の痛みを予防できます。

2.エクササイズ

ペットボトルを使った内転筋トレーニング

椅子に座って、前傾する。

ペットボトルを膝の間に挟む。

挟んで閉じる、開くを繰り返す(20回程度)。

このトレーニングで、膝を安定させる内転筋を鍛えることができます。

バランスボードを活用

バランスボードに両足を乗せ、軽く膝を曲げて前傾する。

壁や椅子を支えにしながら、バランスを取る。

慣れてきたら片足でも試す。

このエクササイズを続けることで、股関節の重心を意識できるようになります。

まとめ

高齢者の転倒予防には、「股関節に重心を置く姿勢」が重要です。

日常の姿勢を改善し、適切なエクササイズを取り入れることで、膝や腰への負担を減らし、安全に生活できます。

 

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