琥珀色のためいき

琥珀色のためいき

ブログの説明を入力します。

Amebaでブログを始めよう!
コロナ禍の中、昨日東京千秋楽を迎えた花組の「はいからさんが通る」。

当初「一度見たらいいか」思って視聴してみたが、結局3回の配信を全て視聴した。(生の観劇はかなわなかった。)

私は、柚香&華の新コンビには特に思うところはなかった。
ただ、大和和紀さんは、私が大好きな漫画家の一人であったから、もちろんはいからさんも懐かしいし(アニメも見ていた。森功至さんの少尉!そして今回のラインダンス!)、舞台化に興味があったのだ。

それが、宝塚の舞台上に、花村紅緒が生き生きと存在していたのである。
宝塚の娘役には、ちょっとやりにくい役だと思う。
竹刀を振り回すし、酒乱だし。
でも、華さんの紅緒は、とっても紅緒で、見ていて心地よく、柚香さんの宝塚ならではのどんぴしゃの少尉と並ぶと、まさに宝塚なのだった。そのバランスが、いいなあと思っていた。

ついつい配信があるたびに見てしまいました。
これは自分でも意外だった。

近年でお芝居といえば、野々すみ花さんのお芝居がとても素晴らしく、大好きだったが、華さんは野々さんのように、抜きん出た芝居力のある娘役かもしれないと感じ、これから楽しみが増えたなあと思っていた矢先の退団発表だった。

早い退団は寂しいですが、残りの宝塚の舞台と、退団後のご活躍を楽しみにしています。


さて、コロナはオンライン観劇という方法を広めることとなった。
これについては大歓迎。
コロナは早くおさまってほしいが、オンライン配信はこれからも続けてもらうようお願いします。

オンラインで見ていると、なおさら劇場に行きたくなるのですよ。



星組&雪組について書いたので、その勢いでこちらの記事も記しておきます。

9月初旬の観劇でした。生の観劇は何ヵ月ぶりかな。
1つずつ空けての座席は見やすかったけど、採算は心配になりました。

さて、亡き柴田侑宏先生の「炎のボレロ」。
星組での上演は1988年だったそうです。
私はテレビで放映されたのを知人からビデオ借りて見ました。

何度も繰り返し見たというわけではなかったけれど、記憶に刷り込まれていました。ああ、懐かしい。

日向薫さんのお披露目のために書かれた作品。
トップコンビと二番目コンビがはっきり設定されていて、紫苑ゆうさんのファンにとっても、本当に特別な作品。ジェラール、ほんまにかっこよかったなあ。シギちゃんのモニカも美しくて素敵でした。

思い入れのある作品の再演は楽しみと怖さが入り交じるものですが、今回は、観終わってなんとかほっとできた、というのが正直なところ。

アルベルトの彩風さんはとにかく長ーいおみ足の超絶スタイル。
アルベルトの人の良さと、元はおぼっちゃんという育ちの良さがうまくはまっていました。

ジェラールの朝美さん。シメさんのジェラールとは別物(当たり前)でして、こちらはこちらでシャープな味わいが良かったんだろな。
つい比べてしまうけれど、シメさんジェラールは、青い炎メラメラしてたので、朝美さん、もっとメラメラでも良かったなと思いました。
それに、残念なことにモニカ役の人と合っていると、思えなかったんですよ。
モニカ役の人、髪型のせいか(前髪はないほうが良かったのでは?)、子どもっぽく見えてしまって、それでキャンキャン言ってるので(それが可愛らしくけなげに見えなければ…)、私には魅力的に見えず。
ジェラールがモニカを愛しいと思う気持ちが感じられなかったんです。
モニカって難しいんやなと改めて思いました。

カテリーナ役の潤花さん。組替えなんですね。
ということは注目の娘役ってことですよね?
よくわからなかったなあ。
お歌が…なので、宮廷で突然アリアを歌い出すシーンが生きなくて。まあ、歌姫南風さんへの当て書きの役なので仕方ないけれど。
終盤、婚約者ローランがカテリーナに別れを告げての去り際に、「そうそう、あなたが歌ったあのフィガロ!素晴らしかったですよ」とカテリーナに話す台詞もカットされていました。あの台詞好きなのになあ。あれでローランの賢さと悲しみが余韻として残るというもの…。でも素晴らしかったですよ!とはお世辞にも言えず。

お芝居もショーも、みなさん歌が弱いのが気になりました。
普段の雪組だと、だいもん&まあやコンビで気にならないのに、二人がいないとこうなるかと。
特に娘役不足は深刻だと感じました。
私の観劇が年々減っていて、下級生がますます分からないので、あまり言えませんが。

新人の音彩唯さんが今後どんな風に活躍するか、楽しみです。

振り返って思うに、柴田先生の当て書き(宛書き?)の妙。やはりすごい。生徒の持ち味を生かし、さらに、こんな部分を引き出したいという情熱と眼力。

柴田作品の再演は、オールドファンにはたしかに嬉しいですが、こんな風に作品を書いてくれる先生が次々出てきてくださることを願っています。