年の瀬が迫っていた2021年12月のこと
定期テストを終えた子と話していた時のこと。
あまり納得のいかない結果だったようで、「勉強しないと」と決意をしていたんですね。
そこで、少しだけ違和感を覚えたのが私です。
「勉強しないと」と決意することと口に出して言うことはとても良いことのように思えますが、当人も意識しないところで実はとんでもない悪影響を及ぼしかねない一言だと思うんです。
どうして違和感を覚えたのかというと、この一言を発した瞬間から、勉強することが目的になってしまうのではなかろうかと思ったからです。
昔から言葉には魂が宿ると言われています。
声に出した瞬間に、それは実現してしまうなんてことあると思います。
「勉強しないと」という一言が
何気ないそんな一言が
声になって空気中に舞った瞬間に
言霊を宿したとして、
それが義務として縛りつける
なんてことがあったとしたら
怖い怖い…
勉強をしようという意識はとても良いことです。
でも、あくまで目的は志望校に合格することであったり、テストで目標とする点数をとること、検定試験に合格することなどであって、勉強することは手段であることを忘れずに取り組んでいただきたいと思っております。
もし、この記事を読んでくれた保護者さんがいるのであれば、「勉強しなさい」というのは極力控えてもらえるといいです。
だって、「勉強しなさい」って言われた瞬間に子どもにとって、勉強することが目的になってしまいますから。
普段はお子さんが考えていること
将来の夢
どんなことに興味を持っているのか
勉強の話であれば悩んでいること
などなどを聞いてあげるといいのではないでしょうか。
「見守ってくれている」「応援してもらっている」と感じることができれば、自然と頑張るようになるはずです。
最後は長くなってしまいましたが、年末に私が感じたことについて書かせていただきました。
読んでいただき、ありがとうございました。