好きになったり、
嫌いになったり。
人を思う気持ちは、
どんな形でも私たちの中に生まれます。
「好き」と
「嫌い」は正反対に見えて、
どちらも
“相手を強く意識している”という点では同じ。
だからこそ、
その気持ちが深くなるほど、
ときに胸が締めつけられるように苦しくなる。
あなたにも、
そんな経験はありませんか?
私にも、何度もありました。
失うのが怖くて、不安で、
どう思われているのか
気になって仕方がなかった。
今、何をしているのか。
誰と過ごしているのか。
どんな気持ちでいるのか。
考えても、探しても、確かめても、
不安は消えません。
むしろ感情はさらに大きく揺れ動くばかり。
恋であれ、友情であれ、ライバルであれ——
相手を意識することは、
人として自然なこと。
けれど、強く意識しすぎると、
いつの間にか
“依存”という形に変わっていくことがあります。
依存は、相手への期待の裏返しです。
愛されたい。
理解されたい。
必要とされたい。
忘れられたくない。
どれも美しい願いです。
でも、
感情は“握りしめるもの”ではなく、
“流れていくもの”。
だからこそ、
相手の内側を追いかけすぎず、
信じること。
そして、自分の内側にも
そっと目を向けてください。
不安も、喜びも、怒りも、
すべてはあなたの中を流れる大切な感情。
余計なものなんて、
ひとつもありません。
誰かを思って苦しくなるのは、
それだけ本気で
“人を愛せる”ということ。
その痛みを無理に消そうとせず、
そっと感じてあげてください。
心が動くということは、
生きているという証拠だから。
そして、
できるならその想いを、
ほんの少しだけ
外の世界にも送り出してみてください。
言葉でも、
表情でも、
祈りでも構いません。
その感情は、
あなたの人生を静かに豊かにしていきます。
誰かを思う気持ちは、
ときに苦しく、
ときに温かい。
でも、
それはすべてあなたの“成長の記憶”です。
どうかその痛みを嫌わず、
「この気持ちを知る自分でよかった」と、
心の中で抱きしめてあげてください。
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