じゃぁ、ぽっこんちょを分かりやすく説明の例 | ひっぴーな日記

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よくわからないことを書いてます

これ前も書いた気がすんだけどナァ・・・どっかに。
すげぇ有名な話だけど


 僕が鬱々とした気分で例によって電車脇の通学路を歩いていた。
 どうにもそういうことに関しては運が悪いらしい。その辺はあとできくことにして、
「とっ」
 僕はさっきまでの考え事をやめて足をとめて前をみた。
 それは異様な、というか異色な光景だったからだろう。
 前から大よそ長身の品のよさそうな壮年の男性が歩いてきた。高そうなスーツに時間を重ねたその顔にとても似合って厳粛な雰囲気をだしていたが、

 頭に赤い洗面器を乗せていた。

 まったくなにかの冗談でもなにもなく、純然たる事実でその男性は頭に赤い洗面器を、まるで何かの宝モノのように乗せ、バランスをとりながらあるいてきたのだ。
「………」
 僕は思わず空を見て、高い建物がまったくない住宅街の周りを見渡す。快晴。
 どう考えてもかかわらないほうがいいだろう、だが、その前に洗面器に目が言ってしまう。
 どうやらその洗面器のゆれからして中に水が入っているようだった。
 いったいどういう罰ゲームで水を入れた洗面器を公衆の面前の場で頭に担いで歩かなければならないのか理由が思い浮かばなかった。
 そんなことを放心した頭でぼう、と考えていたらそんなに距離があったわけではないので当然男性が真直まできてしまった。
 僕は恐る恐る、まあ、好奇心で話しかける。
「あの……こんにちは」
「え? ああ、こんにちは」
 男性は風貌にあった柔和な態度で僕に答えてくれた。しかし頭には赤い洗面器in水。
「あの、少しお聞きしていいですが……?」
「はい? なんでしょうか?」
「その、なぜあなたは頭に洗面器なんか乗っけてるんですか?」
 僕はそういうと少し驚いた表情をした後、すぐににこりと笑い、
「ああ、これはですね――」














っと、あーごめんメッセきたわ。じゃ、これで。文章は半分眠りながらかいたから気にしないで☆