町でこんな可愛い民族衣装を着た女の子を見つけました!
留学して早々の10月半ば、実はグジャラートでは大きなお祭りの真っ最中でした。
「ナヴラートリ」と言って、Nav=9 Ratri=夜 で、9夜を意味する9日間続くお祭りです。
10日目はダシャヘラーという全国的なお祭りにつながります。
インド太陰暦できまるので、日にちは毎年変ります。
基本的にヒンドゥー教のお祭りですが、他教徒もこのお祭りを楽しんでいます。

ナヴラートリではガルバという踊りを踊ります。
皆カラフルな民族衣装と装飾品で着飾っガルバを踊ります。
町には沢山のガルバ用の衣装が売られています。





これはLaw Gardenという夜になると民芸品の露店が並ぶ所です。







超カラフルな衣装ばかりです。
女の子用の衣装は、チャニヤー・チョーリーといいます。
チャニヤーという短いブラウス、チョーリーというロングスカート、ドゥパッターというショールの3点セットです。


ジュエリーはチョーカー、長いネックレス、イヤリング、ブレスレット、アンクレット等…
とにかくジャラジャラつけます。






仕上げにビンディーというものを額に貼り付けます。




私も友達に誘ってもらってガルバに参加しました。
写真の子がその友達です。

ガルバは日本の盆踊りのように輪を作って踊ります。
盆踊りほどのんびりでもなく、速くもない踊りです。
(踊るのに靴を履いていては邪魔になるので、皆輪の中心に靴を脱いで置いておきます。)
振り付けに決まったものはなく、基本的な型を使いながらリズムに合わせて自分達で踊りを考えます。
1つの輪の中では皆同じ踊り方をしますが、別の輪では違う踊り方をしています。
とにかくグルグル周りながら踊って、踊りのスタイルに飽きたら、また別のスタイルを考えます。
だいたい2~3時間くらい踊り続けます。
学生だろうが、社会人だろうが、この9日間は皆睡眠不足を覚悟の上深夜まで踊り明かすしてしまうのです。
それくらい楽しいお祭りです。
踊りに欠かせない音楽はなんと生演奏!!
写真の奥に見えるステージで音楽家が歌と演奏をしています。

留学中体験したお祭りの中でナヴラートリ(ガルバ)が最も楽しかったお祭りでした。




買い物がしたくてウズウズしていたので、勇気を出して一人で出かけました。
交通手段はやっぱりリクシャーです。
ゲストハウスから約10分走って、料金は15ルピー(=\45)です。
ちゃんとメーターを使ってくれた正直物のリクシャーワーラー(リクシャー運転手)でした。






有名なマーケットの1つ。
CGロードという大きな通りがあり周辺はお店だらけです。
何がどこにあるのかさっぱりなのでとにかくうろうろしてみました。


これは雑誌屋さん。
洗濯物か!?という感じで雑誌をクリップで留めてディスプレイしてあります。
私はボリウッド(インド映画)ファンなので、STAR DUSTという映画雑誌を買いました。
値段は確か30ルピー(=\90)だったかな。







リクシャーワーラーとリクシャーにデザインをペイントする人です。
最初話しかけられた時は客引きかと思ったんですが、ただ「写真を撮ってくれ」と言っていただけでした。笑









お花屋さん。
オレンジ色の花はインドでメジャーなマリーゴールド。










神様の絵と額を売っているお店。










仕立て屋さん。
昔ながらの足でペダルを踏んで動かすミシンです。









チャーイ屋さん。
写真を撮ったらタダでチャーイをくれました。
払うと言ったけれど「No No」…








噛タバコ屋さん?。












再びチャーイ屋さん。
またタダでチャーイをもらってしまいました。笑








インド人は猫舌の人が多いので、お茶をカップからソーサーに移して冷まして飲みます。
実はこれが正しいソーサーの使い方なんです。









ココナッツ屋さんとココナッツを乗せてきたトラック。
ココナッツに穴を開けると自然のココナッツジュースが飲めます。









民芸品屋さん。











スナック屋さん。










ライムジュース屋さん。










スナック屋さん。







沢山店舗が入ったビル。
その中にサルワール・カミーズ(パンジャービー・ドレス)というインドの服を扱っているお店を見つけました。
サルワール・カミーズはワンピースのようなトップ&ズボン&ショールの3点セットです。

 







私が買ったサルワール・カミーズはこれです。
ブルーのビーズの刺繍が気に入りました。
値段は1000ルピー(=\3000)です。
女性は洋服よりサルワール・カミーズ等のインドの伝統衣装を着ている人の方が多いのです。







アーメダバードは外国人が殆どいないので、町を歩くと注目の的です。
半径20㍍以内にいる人は皆自分を凝視しているような状態です。
これだけジロジロ見られると結構怖いです。(;´∀`)
「ハロー!」と声をかけられたり、手を振られたりすることもよくあります。
そもそも何人なのか想像つかないみたいで、「チーニー(中国人)」とか「(ネパーリー)ネパール人」とか…
なんとなく東の方の人としか認識されません。
私が「ジャーパーニー(日本人)」と言うとコロっと表情を変えて、「ジャーパーニー!?(゚Д゚≡゚Д゚)」と接し方が変る人もいます。笑
中国人だと思われるより日本人だと分かってもらったほうがよっぽどイメージが良いみたいです。



ゲストハウスの近くには殆どなにもありません。
あるのは小さな日用品のお店やアイロン屋さん、仕立て屋さんくらいです。
お店はこの写真の奥に見える建物です。
徒歩で行ける買い物はここくらいしかないのです。






頻繁に通うのでこのあたりのお店の人とは顔見知りです。
お店の人たちは毎年この時期になると日本人留学生が来ることも知っています。
私はいつもミネラルウォーターを買いに行っていました。
ミネラルウォーターは1㍑12ルピー(=\36)。





お菓子、シャンプー類、消耗品など以外に何でもある(?)店です。
日本でいえばコンビニのようなものかも。
私は買い物をして、お金を払って、商品を持ち帰り忘れたことが2回ありました。笑
でもお店のおじさんはゲストハウスまで届けてくれたんです!
アーメダバードは外国人&観光客が殆どいないこともあってか、正直者が多いんです。





奥にあるガラスのドアで囲われたスペースは電話ボックスです。
国際電話もかけることができます。
電話が終わって受話器を置くと、おじさんのところにレシートが出てきます。
レシートに料金がプリントされるのでその料金をおじさんに支払います。



授業初日は大学まで徒歩で行ってみました。
すぐだと思ったら以外に遠かった…





ゲストハウスの門を出るとこんな感じです。
周りは緑がいっぱい。









真っ直ぐ歩くと交差点。












左に曲がって真ーーーーっ直ぐ。









車道は舗装されていますが、歩道は舗装されていなくて、凸凹の砂地で歩きに辛いです。










気温3*℃の中、やっと校門につきました。
ここまで来るのに約15分。










門を入るとメインの校舎です。
でも私が行くべき校舎は別なのでまだ歩きます。








ここは学生の通学用バイク置き場。









やっと着きました。
門から5分くらいかかりました。
SCHOOL OF LANGUAGE の校舎。
私はここでグジャラーティ語(グジャラート州の公用語)の授業を受けていました。








校舎の中はこんな感じで、右は教室、左は中庭。
授業はマンツーマンで1日1時間、週に3日行っていました。






授業が終わったので、ゲストハウスに帰ります。
片道20分かかることが分かったので、もう歩きたくありません。(;^ω^)
帰りはリクシャー(オート三輪タクシー)に乗って帰りました。
リクシャーだと片道たったの5分しかかかりませんでした!速い!!
初乗料金で10ルピー(=\30)。

徒歩で通学したのは初日の行きだけで、あとは毎回リクシャーで通学していました。笑
リクシャーは料金が安くて、どこにいてもつかまえられるのでとっても便利なんですよ♪





 
ゲストハウス ゲストハウス

アーメダバードで3ヶ月間泊まっていたゲストハウスは、グジャラート大学の敷地内にあります。
ゲストハウスは大学関係者が一時的に(1日~1週間程度)泊まる為の施設なのです。
なので学生は私1人だけで過ごしていました。

部屋

ゲストハウスはコの字型になっていて、一番奥の左端の部屋が私の部屋でした。
部屋には机、椅子、ベッド、タンス、バスルームがあります。
(途中から電子レンジが供給されましたけど。)


一見キレイ?に見えるかもしれませんが、実はボロッボロなんです!部屋1
雨季には雨が続くせいか、建物は雨漏りだらけ+隙間だらけ。
雨漏りで天井と壁はペンキがベロベロに剥がれています。
部屋の中は蚊・アリ・クモ・蛾・ヤモリなど虫だらけで…
そして一番嫌なことは「カビ臭い」こと。

部屋2
タンスにはブランケットや前回の日本人留学生が残していった私物などが入っていました。
使える物から、きっと処分に困ったんだろうなというようなものまで…
タンスの中はカビの宝庫☆でした。
特にカビたブランケットなんて使えたもんじゃありません。
なので寒くなるまでベッドカバーで凌ぎました。


ゲストハウスは夜8時~朝6時まで断水になります。初めのうちは苦労しました。
初めて着いた時はもう夜の11時を回っていたので水が出なかった。
長旅でお風呂に入りたいと思っていたところ、手・顔すら洗えなかった。
私は寝坊常習犯なので寝過ごしてはいけないと思い、朝の7時半に目覚ましをセットする。
置時計と携帯電話両方で。笑
携帯のアラームで目を覚まして外に出ると真っ暗。
朝の7時半にしては暗すぎる。
外には誰もいない…不気味!!!
気持ち悪がりながら部屋に帰ると置時計の時間は午前4時。ぇっ!?!?
その時、置時計だけインド時間にアジャストして、携帯の時計は日本時間のままだったことに気付く。
(ll゚ω゚(ll゚д゚ll)゚∀゚ll)
疲れているのに、ムダに早く起きてしまった。
また寝て寝過ごすのも怖かったので起きておくことにした。
試しにバスルームの蛇口をひねってみたがまだ水はでない。
とにかく水を待つこと2時間。

06:00 水解禁DASH!

やっとお風呂に入ることができた。
゚・*:.。..。.:*・゜( ´∀`人)・゜゚・*:.。..。.:*

バスルーム お風呂といっても日本式とはかなり異なります。
バスルームにはトイレがあります。
バスタブはありません。
シャワーは壊れているので使えません。笑
バケツに水をためて、カップで水をすくって使います。
湯沸かし器




お湯は自分で湯沸かし器のスイッチを入れておかないと出ません。
スイッチを入れて5分~10分待てばお湯ができます。湯沸かし器からつるーっと垂れている青い直径1㌢くらいのホースからお湯がでます。笑
が、一度に暖めることができる水の量は少ないので、フルにお湯を出すとどんどん冷たくなってしまいます。
逆に少ししかださないと熱くなりすぎていまいます。
温度は水の太さで調節します。笑
最初は「バケツにためて使う」ということを思いつかなかったので、この青いホースから出るチョロチョロのお湯で我慢していました。笑


ループラム
ゲストハウスの管理を任されているのはオジチャン一人。名前はループラム。
私の為に毎日3食+お茶を作ってくれる人です。
ちゃんとした英語は話せませんが、彼なりの英語で話します。

07:00
ドアがドンドンっと叩かれた。
ドアを開けたらループラムだった。

目覚ましのチャーイ(インドのミルクティー)を持ってきてくれた。

ル「ブレックファースト ワッタイム?」

ループラムは毎朝チャーイを持って来る時に朝食の時間を聞いてくる。



朝食 08:00

ループラムが部屋まで朝食を持ってきてくれた。

朝食はトースト、輪切りのトマト、スパイスが効いた怪しいオムレツとチャーイ。

朝食のメニューは毎日変らない。


その日10時までは予定がなかったのでゲストハウスの敷地内を見て周った。

リスたち 木の近くにはリスがいっぱい。

クジャクと猫 その他にもオウム、カラス、クジャク、犬、猫もいる。

ループラムが餌を撒いている。
近づくとリスは警戒して逃げてしまうけど、少しづつ近づいていくと1㍍くらいまで近づくことができた。


リス リス

めちゃめちゃ可愛い!ヵヮ。゚+.(・∀・)゚+.゚ィィ
写真を撮ったりして、リスの観察をして時間を潰した。

動物好きな人にとってインドはたまらない国である。ドキドキ