こんにちわ。

お久しぶりのわたしです。

突然ですが、みなさんはグミは好きですか。

我が家はみんなグミが好きで、特にお気に入りなのがフェットチーネというグミで、新しい味が出ると必ず買います。

この前、キウイ味が出ていたので買ってみました。

みなさんこれ、食べたことありますか。

パッケージに書いてある通り、キウイのつぶつぶみたいなのがグミに練り込まれているんです。

すごくすごく小さいのですが。

それを3人で食べていると、息子が夫に言うのです。

「おとうさん！これさ、種をとって庭に植えたらこのグミがたくさん出来るんじゃない！？」

目がキラキラと輝いています。

「あ、あー。そうだね！なるかもね！すごいこと思い付いたね！でも、グミじゃなくて本物のキウイが出来るかもね」

夫が答えます。

なんて適当な‥。

わしは、知らんぞ。

「じゃあ、種とる！」

「でも、小さすぎて取るの大変じゃない？」

夫が言います。

息子は黙りました。

しばらくすると、「取れたー！」と言って指先についた米より小さい種をふた粒見せてくれました。

「本当にとったの⁈」

わたしも夫もびっくり。

執念がすごい。

「じゃあ植えに行こう！」

目がキラッキラしています。

もうこうなったら付き合うしかない。

庭に出て、スコップで穴を掘り、種を植えて水をやり、立て札をたてました。

「明日、キウイなってるかなぁ？」

あぁ、純粋とはこういうことを言うんだな。

「明日はなってないよ。芽は出ているかもね。」

わたしは言います。

あぁ神様、わたし嘘をつきました。

明日どころか、明後日も明々後日もなんなら一生芽は出ないと思います。

その次の日から息子は窓から庭を覗いては
「芽が出てない」としょんぼり。

しかしある日、窓を覗いた息子が叫んだのです。

「芽がでてる！」

うっそーん。

わたしは「そんなわけあるかいな」という思いを必死に隠しながら「どれどれ〜」と迫真の演技で窓をのぞきこみました。

芽は、全く見えません。

「どれ？どこにあるの〜？」

とりあえず、聞いてみます。

「あそこ！あそこ！」

息子は指を指します。

あー‥、あれね。

あれはね‥‥、雑草だ。

いや、あれは芽だ。

芽かもしれない。

キウイの芽だ。

自分に言い聞かせます。

セルフマインドコントロール。

「あ、見えた見えた！芽が出てる！」

必死に見えている演技をします。

「じゃあ、明日はキウイになってる？」

いやいや、いくらなんでも早すぎる。

あぁ、どうしよう。

この純粋な心をどうにか大事にしてあげたい。

でも、お菓子の種だからキウイなんか出来るわけがない。

それに、それは芽じゃない。

ただの雑草。

あぁ、そんなこと言えない。

そこでわたしたち夫婦は考えました。

来月くらいに庭にスーパーで買ってきたキウイを植えよう。

そもそもキウイってどうなるの？

調べてみました。

木だったー！！

どうしよう‥。

どんどん近づく収穫の時期。

キウイをどうならせるべきか悩んでいます。

うちのキウイは、掘ったら出てくることにしようかな。

じゃがいも方式。

キウイをどうするか。

それが、最近のわたしの悩み。

誰か、知恵を貸して。

最後まで読んで頂きまして、ありがとうございました。

では、また。

キウイのはなし