二ヶ月休職して、ほぼ引きこもりの生活をして居ました。
お休みを貰ったら貰ったで、ずっと家の中に何もせずに引きこもってのでどんどんどんどんマイナスな考えになってしまうのを身をもって体験しました。
職場に迷惑をかけるのをわかって居ながらもドクターストップがかかり、働けないのに辞められずに籍を置きながら何も貢献できず迷惑をかけるだけの人間という中途半端な状態が二ヶ月続いたのが一番辛くて地獄でした。
お休みをもらう前から精神状態はおかしくて、家の壁を叩いたり泣き叫んだり、母を乗せた車でもおかしくなって泣きながら暴走したり…。危なすぎますね。母に駐車を促されコンビニに停めた後もなだめられながらしばらく泣き叫び続けたり。
ほんのちょっとのきっかけで怒りスイッチが入ってしまうような状態でした。人格が変わってました。
本当に母には怖い思いをさせてしまって申し訳なくおもっています。
謝るといつも「あの時は仕方なかったよ」と言ってくれます。
それがあったからかわかりませんが、六月頃から復帰してからというもの以前のボロボロな精神状態に比べてかなり元気になりました。
結局「これはこうしなきゃいけない」という硬い考えの人間だったので、自分で自分を追い込んで苦しめていたのだと思います。
「これは終わらせておかないと嫌だ」「これがダメならこうしなきゃ」…型にはまりすぎていたのかもしれません。
考え方を少し変えました。緩く。
基本、考えても真実が変わらない事柄に関しては考えない。言ってしまった事はもう消せない過去なので気にしない。取り越し苦労をやめあれこれ心配せず間違えていたらその時対処法を考える。
周りのサポートもありますが、考え方を少し変えたおかげでだいぶ生きやすくなりました。
今は復職しフルで働いています。
あれだけ鬱々としていた日々から解放されて良かったです。
程よく人と関わらなければいけないのだと思いました。
引きこもっていた頃は辛くて動けなくて、洋服を着るのもメイクをするのも髪を結ぶのもだるくてそれだけで一苦労でした。
けれど今は服もメイクも髪型も全部楽しいです。
気持ちに余裕があり、穏やかな日々を過ごせています。
数ヶ月でここまで心が変わるのかと驚くほどです。
びっくりするくらい気持ちが明るくなりました。
あの休職の経験があったからなのかと思うと無駄ではなかったのかなと思えます。
休職期間、何もしない自分が嫌だったのでMOS検定を取りました。
転職するにあたっても無駄な資格ではないのでお休みを生かせたかなと。
仕事も、とりあえず今は安定してるので様子見でいきたいと思います。
お薬も週一で抜く日を作っていますが大丈夫そうです。
一番大事なのはは仕事よりも何よりも自分の身体と心です。
自分の心は自分でコントロールしなければいけないのだと学びました。
もうあのような状態になることのないよう、無理せず常に余裕を持っていられるように頑張ります。