中国出張の話 上海ナイトはヨエン!
前回のブログの終わりにあった、社長が連れったると言ってたのが「豫園」
ホテルから地下鉄を乗り継いで到着したその場所は、庭園というか城下町というか、ようは観光名所。昼間はもちろん庭園を楽しめるのだが、夜は食事とお土産屋さんで大盛り上がり。
この写真をツィートした時に貰ったコメントに「千と千尋の神隠しみたい」ってのがあったけど、まさにそう!ビックリした、その界隈みんなこんな感じ。
そしてその中で小籠包など美味しいものをたくさんいただいた。
あんなに紹興酒が美味しいと感じたのも初めて。
あー。上海最高。
ホテルまでは今度は歩いて帰ってみようとかで社長に着いて帰った。
しかし、この方、とにかく道に詳しい!地図見るの早い!
昔、ツアコン目指した事があるんですって。
帰り道で道端に彫刻があった。
もうちょっと呑んで酔っ払ってたら、ぶつかって、謝っとたわ。
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鉄ちゃんではないけど・・・
鉄道車両デザインの話に萌え~。
大阪芸大デザイン学科の学生が中心になって毎年、中之島の中央公会堂で開催されるイベント。
今年は九州新幹線のデザインで有名で、NHKの「プロフェッショナル仕事の流儀」にも出演されていた水戸岡鋭治氏の講演を聞きたくて参加。
バリバリの工業デザイン一筋!という方ではなく、JR九州のイラストレーションの仕事をされていて、その流れで駅のデザイン、車両のデザインを手掛けるようになられたとの事。
へー!と思ったのは、提案の時に一切モデルとか作って持っていかないって話。
全てイラスト。レンダリングじゃなくイラスト。
でもそのイラストはディテールまでしっかり考えられているので、モデルを作らなくても、水戸岡さんやスタッフのあたまの中には立体として把握されているし、車両設計のプロであるクライアント側も想像できるという事だそうだ。
どういうイメージの車両をどんな風景で見せるか?そこを明確に示さなければならない車両デザインという世界では、確かにそのプロセスはアリだなと納得できる。
あと、別にオリジナリティにはこだわらない。
人のコピーをする。だけど何をコピーするかをしっかり見極める。
目指すイメージを効果的に表現するという意味では納得できる。
あの883系ソニックという車両のデザインはガンディーニのトラックをコピーしたとの事。
だから、電車だけどバックミラーが付いてる。
そーかぁ。言われるまで気がつかなかった。
そういう風に演出のために、機能的には意味のない部品や穴をつけることもあるとの事。
印象深かった話
「どうせ子供は汚すんだからと思って手を抜くと絶対に子供に見透かされる。絶対にひどく汚される。しかし、真剣に作った本物は大切にしてくれる。」
そのほか色々共感できる話や金言をいただいた。
懇親会ではありがたくも名刺交換もさせていただいた。
はじめに学生さん?って聞いてくれたのはサービスだったのか・・(笑)
映画監督の是枝監督とは親戚?って言われちゃった。もちろん違いますけど!
そういや是枝監督の最新作は九州新幹線の話やもんな。
でも学生のみんなよく頑張ったと思います。
いい経験してるよな。
懇親会会場には各研究会の代表的な作品の展示もされていた。
パイプの溶接も縫製も自分でやりました!ですって。
お疲れ様!
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