7月7日にメロディが降ってきて
ボイスメモに残しておいた。
ずーっと聞いてなくて聞けなくて
昨日、思い立って勇気を出して
ようやくコードをつけた。

コードを付けて雰囲気がわかって
そこから書き溜めてあった歌詞の中
どの歌詞がこの曲にあってるか
探してみた。

1曲だけあった。
他の歌詞はどれも違って
唯一この曲に似合っていた。

それはゆうくんを好きになって
一番初めに書いた歌詞で
すごく恋心の始めらしい
淡くてゆるい感じの女の子の気持ちで
そんな歌になった。

バラバラに作ってるのに
メロディにハメると
字余りもほとんどなく
すらすらハマり
構成までピッタリで運命みたいだった。


出来上がって歌ってみると
アコギの弾き語り女子高生とかが
作りそうな曲で
自分で笑ってしまった。
こんなオバサンから
出てきた曲がこんな曲で
ほんとわらっちゃう。


本当に女子高生みたいな気持ちで
恋をしてしまっているから
こんなメロディでこんな歌詞で
そうなってしまうんだから。


紛れもなくこれが
今の私の形なんだと思うと
キモ恥ずかしくて仕方がない。


ほんとはもっとロックな曲を
期待していた。
かっこよくてニヒルなロックが
出てきてほしかった。。
仕方がない。
このダサくて恥ずかしいのが
私なんだから。
どポップもいいとこ。
この曲以外の歌詞は
ひっぴーみたいだったり
ちょっとひねくれていたり
なんかロックっぽい雰囲気だったのにな。



初めて作った曲だから
気持ち悪いのは覚悟してたけど
初めて作った曲だから
茜色の夕日のように
大切な曲になってほしいと願うけど
いつか可愛く聞けるんだろうか。


ミュージシャンは芸術はきっと
聞いてられんような恥ずかしい曲を
積み重ねていいものができるんだと
そうは思うけど
志村は一発目であんな最高傑作を
作れてホントになんなんだろう。
処女作だからこそ
まじりっけのない純粋な名曲なんだろうけど
それと同時に
いい曲を書こうとする邪念も
無意識に意識しすぎてしまうのに
それを上回る純粋さで
あの曲が出来たんだと
つくづくすごい曲だと思う。
邪念の向こう側まで
自分に素直になることは
本当に難しくて
当時の若い志村の頭ん中は
超難解な迷路のようだったろう。
それか、そんな迷路なんか
見えなくなるくらい
真っ直ぐな気持ちの時に
何も考えずに生まれたのだろうか。


今の私と、当時の志村
バックグラウンドが違いすぎて
想いも出てくるものも違いすぎる。
比べることなんておこがましすぎる。
比べてるわけではないが
改めて本当に本当に
本当にすごい人だと思った。


志村は
この先、茜色の夕日以上に曲に想いを込めて作ることはない。
と、断言していた。尊い。